107.志賀高原スキー場(9)



これ以上仕事してたら死ぬ。なので、残業後に家にも帰らずにそのまま関越へ。途中で仮眠しつつ、戸倉の観世温泉で一服。ここは朝5時から利用できる。300円。うっすら香り立つ硫黄泉だ。ここはマヂでオススメだ。
気温が高いという予報なのに、ワックスの仕込みはナシ。こりゃのっけから苦戦するかな、という思いは現実的になり、おまけに霧まで出てきた。比較的空いてる奥志賀スタートだったが、こんな具合じゃテンションも上がらず……
……かといって8KBは最上部で既に軽く渋滞している。なので、
とっとと蕎麦食いに行く。東館山かたタマゴンドラで上部へ。
そして山菜蕎麦(750円)を食す。これが昼食となる。いやできればもう一杯食いたいくらいだ。
寺子屋を何本か滑るあたりで、多少の不整地でも中周りくらいなら、速度を殺して安定させながら滑ることができるようになった。わざわざ無理して小回りしなくてもよさそうな感触。ただ、雪質は湿ってる上にヨゴレなので、ストレスは溜まりまくり。足も痛くなってきたので奥志賀に戻るが、何と晴れ間が。
ここでイチかバチかのギャンブルに出る(といっても缶ワックス塗って雑巾で擦っただけ)。これが成功し、ターン時に足が引っかかることはなくなった。これは特にコブを滑るときに有効で、綺麗に山を削りながらターンできるようになった。あまりにも嬉しいので、その後奥志賀エキスパートをバカみたいに滑る。
そして見事なまでに美しい不整地となった。小回りだけでなく、中回りなんかも試しつつ、空いてるゲレンデを堪能しつくす。気がついたらここだけで2時間を費やす。
明けて翌日。雪である。東舘を2本滑ったあとに蓮池丸池方面に逃げる。雪質は良くなったが、大変重たい雪で、昨日からのフトモモダメージは積み重なる一方。
索道マニアとしては、シングルとロープトゥーには乗っておきたい。ということで、法坂第三でシングル、ジャイアント連絡でロープトゥに乗る。後ろの若いボーダーが、「これどうやって乗るんだよ!?」とか言ってるのを聞いて漏れなく時代を感じた。そして、このあとジャイアントで見事に吹っ飛ぶ。
フトモモが限界に来ていたので、蕎麦食って帰ろうという結論に達し、また山菜蕎麦(750円)。敢えて言おう。ここの蕎麦は最強だ。志賀に来たら一食はここで食うことを勧めたい。

志賀高原のデータ

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戸倉観世温泉……長野県千曲市戸倉2087、5:00〜22:00、大人300円。湯は濃緑色の単純硫黄泉。
ルートイン中野……本日の宿。シングル6400円、仕事疲れでヤヴァかったのでホテル泊。
箱山温泉……長野県下高井郡山ノ内町戸狩405-1、10:00〜21:00、大人500円。御馴染みの湯だがアクセスしづらい。内湯の方が若干暖かい。





TITLE:107.志賀高原スキー場(9)
UPDATE:2010/02/28
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