|
本日のルート (powered by Ride With GPS) イントロです。
そんな世間話をするに至るほど、今年は充実した1年だった。勤務先が変わって通勤時間が激減したのがよかったのだろうか。 そんな訳で、今年の出撃本数は13本となり、一応1ヶ月に1本ペースにまで回復することができた。できれば今後もこれを維持したいところだ。
![]() 今回はどこへ行くのかというと…… NCR最後の刺客?さて、ナショナルサイクルルートは御存知だろうか。国土交通省が提唱・認定する日本のサイクリングルートであり、国内外のサイクリストや観光客に向けてPRを推進する、言わば のサイクリングロードである。記憶が確かなら、しまなみ海道とビワイチ、そしてつくば霞ケ浦りんりんロードの3つが認定を受けていたはず。しまなみとビワイチは走破済みで、霞ケ浦も一周はしているから、
公式webページ見てみたら、第2回の認定で3本が追加されていて、しかもそのうち1本は総延長1500キロ弱とかもう訳わかんね。
エルコスさんはりんりんロード未走破なので、極寒の冬場になる前に行っておこうと思う。 ![]() 現地でもNCR推ししてた。 さて、秋晴れの中、いつもどおり荒サイを南下。 ![]() 小菅を通過。
よって、交通量が多くて走りにくくはあるが、R6クラシックルートで往くことにした。 ![]() 金町を過ぎると、すぐに江戸川を渡る。 以前も述べたが、取手までの区間は交通量が多いうえに路肩が狭いという構造的な弱点を抱えており、正直他に用事がないなら自転車ではあんまり走りたくない。ただし、これがつくばまでの最短最速経路であることも事実なのである。
![]() そして千葉県へ。 継続が必要な理由こうしてR6北上を開始したものの、前回から1ヶ月も出撃の間隔が開いてしまい、ちらほらポカが目立つ。
忘れ物だけではない。モバイル機器の充電も忘れてるっぽく、いきなりアクションカムの電源が落ちた。 そして極めつけは、停車時に縁石を踏み外して、 ![]() 盛大にひっくり返った。
立ちゴケなんて何年振りだろうか。 それにしても、何から何までうまく噛み合わない。こんな日もあるんだな。
![]() それにしてもR6が混みまくってる。 ところで、そのR6を走っていると、旧日光街道入口という交点が。
![]() この日光街道。 エルコスさん曰く、「あの日光街道」の脇往還となる日光東往還と呼ばれている道のことを指すようで、南柏の辺りから関宿、結城を経由して、宇都宮の雀宮に至る道なのだそうだ。
こういったフィールドワークは、実際に現地へ赴かないとなかなか気付くこともない。面倒くさがらずに定期的に出撃しないといけないもんだと反省しきり。
![]() 魅力度ランキングに翻弄された地へ。 牛久沼をR6バイパスで越え、竜ケ崎市に入る。 ![]() 牛久沼は鰻が有名らしい。 そこからさらに北上、牛久市街を抜けるとR408交点に差し掛かる。 ![]() つくば市街へ向かう最初の交差点。
左折してつくば市街方面へ。立派な2車線道路がどこまでも続く。
あそこは確か、関西文化学術研究都市の中心にある街だ。あと、つくば市全域は筑波研究学園都市に含まれているとされているが、そういったところも似ているな。 ![]() 学園都市の文字が凛々しいぜ。 ただ、つくば市そのものは農村地帯だったという歴史があり、1970年代から徐々に研究学園都市の色を加えていったという。1985年にはつくば万博が開催し、2005年にはつくばエクスプレス開業で、首都圏とのつながりが一層強くなり、今日に至っている。 さて、そんなつくば市街中心部には11:07着。ここからりんりんロード方面に向かうのだが、
![]() ここがかつては農村地帯だったって誰が信じるか。 学園東交点を左折し、県道55号へ。 ![]() おや? ここで、つくば霞ケ浦りんりんルートの看板を見かける。 りんりんロードが独り立ちしている感があるが、カスイチと併せて全長約180キロに及ぶ長大サイクリングルートとして、この名称を使用している。
しばらくは、街路樹の素敵な2車線道路を北上。R408交点を右折すると、さきほどまでの市街地然とした風景から一転し、なだらかな農村地帯に突入する。 ![]() つくば市街から30分後にはこうだ。 かつてのつくばの風景がこれだったのだろう。ようやく旅してる感が増してきた。
![]() 自転車注意、とある。 鉄路から転じた至高の道りんりんロード、こと県道505号に到着。
![]() ひたすらまっすぐな道。 そこには、いかにも走りやすそうな道が、一直線に伸びていて、
![]() ここは車道側が優先。インバウンドにも優しい英語表記。 鉄路をサイクリングロードに転用したとあって、見渡す限りずっとまっすぐ。しかも右手には筑波山、沿線の景観も自然豊かとあり、走っていて退屈しなさそうだ。 ![]() りんりんロード側には、自動車等侵入禁止を案内する看板もある。 余談だが、ここには県道番号として、501番が付与されていた。
もうちょっと詳しく説明すると、りんりんロードの501号と、霞ケ浦自転車道の504号が、それぞれ2016年に廃止となり、その翌日に統合して505号となった。なので、501号の標識は、ある意味正しいっちゃあ正しい。
これ以上の説明は野暮なので、早速走り始めよう。 ![]() これからこんな風景が連続します。 この路線は、かつての筑波鉄道筑波線跡を転用したサイクリングロードで、筑波山の脇を通っている割に全行程通じて勾配は緩め。というかほぼ平坦。
走り始めてみての感想としては、とにかく走りやすいの一言に尽きる。一応、地理的には岩瀬駅方面へ50メートルほど登る片勾配になっているが、そもそも全長約40キロであることに留意を。 ![]() THE・のどか。
余談だが、ここを走るのは実は2回目である。およそ10年以上前に、内藤さんで走破しているが、そのときの印象もだいたいこんな感じである。 言い換えれば、首都圏から輪行で1時間強、自走でも半日しないくらいで来れてこのご馳走が待ってるのである。魅力度ランキング最下位とか言ってるバカはどいつだ? ![]() 常陸北条駅付近。
景観の面でいえば、こういった鉄道遺構がそこかしこに残されているのも面白い。完全な撤去ではなく、残せるものは積極的に残していくというスタイルだ。 それを如実に表しているのが、旧筑波駅の駅舎。12:08到着であるが、 ![]() 筑波駅。
![]() ティンときた。これはうまいヤーツだ。 松屋製麺所さんでは、時間帯によって試食もさせてくれるとのこと。恐らくこれは試食の列なのだろうが、生憎こちとらワイヤー錠がない。
なお、この筑波駅跡は2021年現在、関東鉄道バスと市営コミュニティバスなどが発着する筑波山口バスターミナルとして活用されているほか、サイクリング目的の観光客向けに無料駐車場が用意されている。 ![]() それに併せて、レンタサイクルも充実。
バスターミナルの名前が示す通り、駅前の停車場線から一直線に、筑波山の中腹へと続く県道42号線が伸びている。
筑波山は、関東屈指のヒルクライムスポット。そっち方面へのアクセスには最良の選択、ということらしい。
![]() とはいえ、このあたりまで来ると筑波山の背丈も低くなる。 業界で天下を取ったコンビニ筑波山口を出発してすぐに、県道14号と41号の交点に差し掛かる。ここで一旦サイクリングロードは途切れ、僅かな区間だが県道41号沿いに進む箇所がある。
![]() 手前から、車道、歩道、りんりん。 年々、サイクリングロードと歩道を分離する改良工事は行われているとのことらしい。あと、個人的な感想としては、この分断区間を接続するための案内標識がちょっと分かりにくく、うっかり県道14号方面に進んでしまうと、そのままロスト、みたいなことになりかねない。
程なくしてサイクリングロードに復帰。さらに北上をしていくのだけど、 ![]() 相変わらず、整備状態の良い道が続く。
ただし、県道41号は所々で丘陵を登ったり下りたりする。ギリギリまでりんりんロードで近づいてから、県道に復帰しよう。 余談だが、北海道ローカルのセイコーマートは、規模は多くないものの茨城、埼玉の両県にも進出している。特に北海道への玄関口、大洗擁する茨城県にはそれなりな数の出店がある。魅力度ランキング最下位とか言ったバカはどいつだ?
セイコーマート真壁羽鳥店で昼食タイム。いつも通り塩焼そばとおにぎりで腹を満たす。
![]() ホットシェフがないのが惜しい。 丁度、ご同業が一組休息していたが、やがて筑波山方面へ出発していった。筑波山の北側斜面を登るルートがあるようだ。
こりゃ来年は筑波山口デポで筑波山三昧とかもアリかな? ![]() りんりんロードに復帰しよう。
まあ、こういう感想を抱いてしまうほど、ことごとく雰囲気が良い。 ![]() こういう小物も含めて、ことごとく。
そして、それを収めるためにそこかしこで各駅停車。ついでに補足すると、三脚を忘れた。
なお、写真はどうにかなった。やはりインターバル撮影機能は神だ。 ![]() 大切なのは創意工夫。 人知れずの峠道東飯田駅跡で撮影タイムを済ませ、やや向かい風気味な中を進んでいくと、県道41号を横断する。 ![]() 北関東道が見えてくると、もうじきゴール。 先述の通り、りんりんロードと一般道が交差する箇所には、わかりやすい看板と柵が設置されていて、自動車等が誤侵入しないようになっている。 こういった設備と、沿線に設置された休憩施設、そしてゲートウェイと呼ばれる公共交通機関との結節点となる駅などが整備され、ナショナルサイクルルートの認定が受けられるのだそうだ。 そしてこれまた先述の通り、第2回の認定で3本のルートが追加された。これから先も、もっと増えていくことだろう。
![]() 道は右にカーブしていき…… さて、りんりんロード北限である岩瀬駅には13:43着。 ここにも無料駐車場があるので、ここ起点で霞ケ浦まで往復するのも良いだろう。霞ケ浦一周約125キロなので、りんりん往復なら200キロに到達するだろう。
![]() ここがりんりんロードの北限になる。 とりあえず今回の行程はすべて終了。このまま岩瀬から輪行で帰還してもよいのだけど……
エルコスさん曰く、「もうちょっと走りませんか?」とのこと。 この先、物凄く無名な峠が1個、さほど遠くないところにあるのだという。峠の標高は約180m、峠区間からの登り標高は約70m程度だという。
とはいえ、エルコスさんが走りたがってるのであればそれは最優先事項である。みずほ先生よりもだ。 ![]() さらば、乗るかもしれなかった列車よ。 まずは線路を越え、R50も越えた先でフードスクエアカスミの交差点を右折。 ![]() 岩瀬駅エンドにするなら、ここで物資を買い込んでも良いだろう。 次に、総合運動公園の丁字路を左折。
……と、導かれていくうちに、あることに気付いた。
![]() ポテンシャルの高い雰囲気の例。 首都圏から気軽に来れる距離で、農村風景が存分に楽しめて、程よいアップダウンがあって、セイコーマートがあるって最高じゃないか。 しかも、南茨城って思った以上に広大で、霞ケ浦や筑波山といったメジャースポット以外にも、いわゆる野良だけど良質なルートが存分にあり、ルート次第では一日じゅうぶん遊べるんじゃないか。 ![]() 徐々に標高を上げていく。
おっさんとチタンフレームがワッキャワッキャしていると、鏡が池という場所に着いた。 ![]() 鏡が池。 付近を流れる桜川の水源とされる場所で、いかなる日照りが続いても水が枯れないと言われているそうだ。
そして、ここから分岐して登っていく林道があり、 ![]() 馬頭尊の碑が目印。
それもそのはずで、距離1キロもない区間だが60m近く登るらしい。アベレージ8とか9とかだぞ? ![]() アベレージがそんなんなので、部分的に10パー越えるところもある。 とはいえ、距離が短いのなら、よたよたしているうちに登り切れるだろう。
んで、よたよたしつつ登っていくが、思った以上に往来がある。どうやら、抜け道か何かの利用があるみたいで、タイミングが悪いとよたよたすることもできず。
それでも距離が短いので十分頑張れる。よたよた登って10分で峠の頂上に到達できるし。 ![]() ここが峠のようだ。特に碑とか看板とかはない。
お手軽な峠道であったが、まあまあパンチが効いていた。なお、峠部分は切り通し状で、展望はほぼ望めない。だが、鬱蒼とした森林の中を登っていく道で、これはこれで趣がある。 しかも、西側は短距離急勾配、東側は中距離中勾配。これ、練習するのに丁度良いサイズでは。
![]() 距離の短い峠なので、下山もあっという間。 切り通しの峠を東に下ると程なくして大郷戸の集落に出る。ここから道は広くなる。 どうもこのあたりの住人が、比較的交通量のあるR50をかわす目的でこの道を利用している感じがする。事実、R50に復帰すると、 ![]() 西行は流れが悪くなってた。
とりあえず我々は笠間駅方面へ。このおっきい鳥居は、笠間稲荷神社の大鳥居らしい。 ![]() R50の旧道でもあり、笠間稲荷の参道入口でもあるようだ。
笠間駅で終わってもいいのだけど、ここは水戸線の駅。首都圏へ帰還するためには、友部駅で乗り換えが必要になる。
![]() 9月にオープンしたばっかりの新しい道の駅で休憩。 結果、もうちょっと走る。途中、新設された道の駅笠間に立ち寄ったりしつつ、 ![]() 右方向に進む。R355が付番しているが、地図では県道105号となっている道。 気が付くと、太陽はだいぶ地平線に近づいていた。
15:43、友部駅着。本日の走行距離127キロとなった。 ![]() 今回はライトめだったので、明るいうちにフィニッシュ。 次の列車は特急品川行。北千住には止まらないが、土浦か柏のあたりまでワープしてしまおう。 ![]() あと忘備。2021年現在の常磐線特急は全席座席指定。立席もなくはないが価格は一緒。 |