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足慣らしという名の飲酒行為本日のルート (powered by ルートラボ) 昨年11月に、ちょびっと北海道を走った。しかし、今度は問答無用で北海道、……否、北の大地を走る。 ただし、不安もある。エルコスさんには出発直前、11速化を施した。それに、ワタクシめも久しぶりのロングライドだ。なので、足慣らしをすることにした。
問うエルコスさん。ちょっと待て、ワタクシめよりもテンション上がってねーか?
ということで、若大将で来たときからの宿題である、小樽運河で一枚、というのをやってみる。その前に、大荷物であるザックは駅のコインロッカーに。
と、エルコスさん。そうとも、これが狙いなのよ。
![]() ザ・いかにも。
自転車旅行の王道、といえば、文句なくランドナーかキャンピング、ということになる。特に、4サイドの重戦車ともなれば、それは圧巻である。そして、北海道を旅する自転車の大半は、そこまでとはいかなくとも、だいたいが重装備だ。 しかし、それが王道なのだろうか。ワタクシめは思ってしまったのだ。もっと軽量なスタイルがあってもいいのではないだろうか、と。
そこで、今回のヤマイドウ、大雑把に言うと、大荷物を定点に送りつけておき、自身は軽量な荷物で走る、という作戦を採ることにした。 これによって(デメリットはあるだろうが)4サイドと同等に近い荷物を持ちながら、軽量スタイルで北の大地を旅できるようになる。そう考えたのだ。
![]() そしてこういうふうになった。 さて、札幌市街、大通り交差点に北海道神宮の鎮守碑がある。ここをスタートとして走り始めるのだが、さすが札幌は北海道の中心、つまり首都である。ゆえに、
その郊外は向かい風地獄。そして張碓峠(仮称) ![]() 張碓峠(仮称)
叫び声も虚しく、淡々とこなすしかない。その甲斐もあって、どうにか小樽運河に到着。
被写体となって嬉々とするエルコスさん。しかし親馬鹿を承知で言うならば、旅してるという雰囲気は間違いなく一番だろう。 ![]() 小樽運河。 そんな小樽の街を流していると、 ![]() 20パー。
なんて言いつつ、登る。インナーローにして登る。 余談だが、11速化する際、コストカットでFDをだけは5700のままにしていたのだが、とりあえず不満なく動いてくれる。それが確認できただけでもヨシである。ただし、強烈にバテた。 ![]() 登った先にあった旧板谷邸で一枚。 さて、小樽運河詣でも終わったことだし、ここからどうしようか、ということになったのだが、
珍しく、エルコスさんからの提案。ハテ、何でしょうか?
余市? そういえばニッカの蔵元があったな。距離も大したことないから、行けなくはない。
なんのこっちゃい。 ちなみに、小樽から余市まではだいたい20キロくらい。ちょっと足を伸ばすには最適な距離であり、思いつきでも何とかなっちゃう距離である。 ただし、部分部分で海岸線を走るため、アップダウンとトンネルが連続する区間がある。そこだけは上手に抜ける必要がある。 ![]() 海沿いで一枚。
ちょこまか停まっては、写真をパシャパシャ撮りつつ走る。renas先生の言葉である、「いい流れできている」というヤツだ。 そうこうしているうちに、余市の街に入り、ニッカウヰスキーの蒸留所へ。ここは、入場無料で見学できるうえ、無料で試飲もできる。しかし、それよりも重要なtipsは、やはり「マッサン」だろう。ここには生家を復元したものがあり、竹鶴氏の生前を知ることができる。今では、二人は余市の小高い丘に眠っているという。 ![]() ニッカウヰスキー
エルコスさん曰く、「ドキッとした」そうだ。へへへ、甘いなぁ。 さて、ウィスキーの試飲であるが、確かに味わいが違うのが面白かった。この感触は、日本酒の味の違いと似ているなぁ。 ![]() 試飲中。 とりあえず、ハイボールに最適なやつを買って、駅前にあるギフトショップささきから、職場のあんちゃんに向けて送りつけておいた。暑中見舞の代わり、ということで。
![]() 輪行で戻る。 ということで、余市から輪行で札幌に戻った次第。本日の走行距離は約60キロ。決行前夜ということで、ススキノでしこたま飲み食いをして、宿に帰ると ![]() 飲み食いしたときの貴重な画像。 もくじへ。 移動日へ。 幕間へ。 2日目へ。 |