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0日目



なんと羽田空港自走で輪行(物理的に可能)。







独白


新千歳に降り立つと、想像していたよりも肌寒かった。気温は17℃くらいしかないそうで、1時間半前のあの蒸し暑さは一体なんだったのだろうか。

出勤して2時間ほど普通に仕事をした。そのあと、恐らく余らせるであろう夏休をぶつけ、11時には職場を離れた。自転車でアクセスするには難易度が極めて高い羽田空港に着いたのが11:30。フライトは12:50で、余裕だろうハハハh〜  なんて思ってたら、外人の団体客で手荷物カウンターが大渋滞。打って変わって、フライトに間に合うか微妙になってきた。






大急ぎでゲートへ。



すんでのところで間に合い、保安ゲートを潜って飛行機に乗ったのが12:50。ほとんどギリ、というか文字通りギリギリで、新千歳への乗客となった。

昨年の反省を踏まえ、今年はきっちり早期割引の飛行機を押さえた。3月のしまなみの時に、飛行機輪行の信頼度を確認できたのも追い風になった。この便利さは捨てがたいし、今後は飛行機輪行の回数が増えるだろう。それに、エアドゥ便だと音尾先生の寸劇も楽しめる。






むしろこのためだけにエアドゥ便にしたと言っても過言ではない。



14:20、新千歳着。エルコスさんを受け取り、まずは札幌まで。今夜は札幌で一泊し、明日からの準備をしようと思う。



「やはり北の大地は寒いですね!」


やや身震いしながら、エルコスさんが叫ぶ。彼女も久しぶりの長旅にテンションが上がっているようだ。



「まあ、晴れれば暖かくなるでしょう」


とは言ってみたものの、相手は北の大地。本当にそうなるかは運次第である。装備はすべてサドルバッグに詰めて、それ以外の荷物は昨年同様、ヤマトデポだ。これは今夜荷造りして、明日の午前中に手続きしよう。






札幌に着いた。



一年ぶりの札幌市街をゆっくり流し、感触を確かめながら今宵の宿へ向かう。路面電車が環状線になっていたのには驚いた。しかし、自転車はどこを走ればよいのやら。






停留所も綺麗になってた。



ふらふらしながら歩道を走る。AACRからロクに走っていないうえ、クラックの入ったフォークを修理に出していて今日は借り物フォークで来ている。とりあえず走るのに支障がないことを確認できればよいか。

宿に荷を置き、夜のすすきのに繰り出す。その一角に、モツの朝立ちという名の店を見つけた。






すすきの交差点至近。良い店だ。



小ぢんまりした店は綺麗に手入れされていて、よく冷えたクラシックと、店名にもなっているモツ料理で程よく酔えた。3杯呑んでツマミを3品、これで2000円とちょっとというのは、良心的すぎるのではないか。



「こういう店が東京にも欲しい」
「探せばあるのでは?」


ほろ酔い気分で狸小路をぶらつくと、テレビ塔が大きく見えた。






明日は晴れるかな?



さあ、今年はどんな旅になるのやら。




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TITLE:火曜:0日目
UPDATE:2016/07/24
URL:http://y-maru.sakura.ne.jp/228_yama07/day00.html