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114基目:風屋ダム




来訪日:2022年11月5日


specifications
所在地 奈良県吉野郡十津川村
河川名 新宮川水系熊野川
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堤高/堤頂長[m] 101.0/329.5
総貯水量[×10] 130.0
見どころ 新宮川水系に築いたJ-POWERとしては最初のダム
出典 ダムカードVer1.0
【コメント】

猿谷ダムの下流に位置するこのダムは、1960年代以降に活発となった新宮川水系の発電事業開発によって生まれた。上流にある猿谷ダムより流れ出た水と、同水系の支流より集められた水によって、最大75000KWの発電を行っている。

このダムの建設にあたっては、まず現地までの道を開拓するという、自休自足を地で往くような行程を経ている。それくらい急峻な地形に造られているが、他にも三重・和歌山・奈良の3県を絡んだ水利の問題や、そもそも紀伊半島が台風の通り道であるなど、ある意味黒部ダムレベルで苦難だったんだろうな、と思わせる。

ただ、それを抜きにしても、紀伊半島を貫くこれら大河は、水力発電の資源としては魅力的だった、ということである。

余談だが、ダムの南側には自然豊かな景観には似つかわしくない、極太の水圧管路を潜る個所がある。野尻水路橋というその管路は、風屋ダムから十津川第一発電所まで水を送る目的で設置されている。ダムもいいが、違和感ありまくりの極太管を詣でるのも楽しいだろう。




まるで生き物のような造形をしてやがる(ちなみに写真右側に向かって水が流れる)。








TITLE:114基目:風屋ダム
update:2022/11/09
URL:http://y-maru.sakura.ne.jp/dam_battle_100/dam114.html