85基目:雨竜第一ダム![]() 来訪日:2020年08月16日 |
| |
所在地 | 北海道雨竜郡幌加内町 |
河川名 | 石狩川水系雨竜川・太釜別川 |
形式 略号についてはこちら! | G |
用途・目的 略号についてはこちら! | P |
堤高/堤頂長[m] | 45.5/216 |
総貯水量[×106m3] | 244.65 |
見どころ | 日本一広い人造湖、そして日本一寒い位置にあるダム |
出典 | ダム便覧2020 |
【コメント】 このダムは北海道発展の歴史の一部に組み込まれるべき役割を持っている。苫小牧に工場を持つ王子製紙が発電資源を開拓、この雨竜川水系に白羽の矢を立て、その建設に際して深名線が建設され、幌加内周辺が一気に栄えたという歴史がひとつ。そしてこの建設においては冬季の気温マイナス40℃という極寒のなか、悪名高いタコ部屋労働による尊い犠牲によって建設されたという歴史がひとつである。実際、ダム堰堤脇には、殉職者慰霊の碑が建てられているが、他ではまず見られないほどの大きなものであった。 さて、ダムそのものは発電用途であり、ここでつくられた電力が道内の家庭を照らし、工場の稼働に一役買っている。発電所は2か所あるが、日本初の半地下発電所である雨竜発電所が立軸フランシスで最大51000KW発電し、天塩川に放流している。もうひとつが雨竜川に放流しつつ揚水も行い、ポンプ水車で最大1120KW発電を行う朱鞠内発電所である。 深名線亡き現在、このダムに訪れるのはバスを使うか自家用車か、に限定されてしまうが、風光明媚な場所であることと、キャンプ場などのアクティビティが揃っているので、ツーリングがてら訪れるとよいだろう。なお、道道528を通行止めまで走らせると、宇津内湖(朱鞠内湖と導水管で接続)を堰き止める雨竜第二ダムがある。時間があればそちらも訪れてみたい。 |