75基目:最上川さみだれ大堰
来訪日:2019年05月01日 |
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| 所在地 | 山形県東田川郡庄内町・山形県酒田市 |
| 河川名 | 最上川水系最上川 |
| 形式 略号についてはこちら! | ゴム引布製起伏堰 |
| 用途・目的 略号についてはこちら! | NA(推定) |
| 堤高/堤頂長[m] | 2.7/41.9×5 |
| 総貯水量[×106m3] | NA |
| 見どころ | 日本最大級のラバーダム。ただしダムの要件は満たしていない。 |
| 出典 | 堰カード |
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【コメント】 日本国内には、ラバーチューブを膨らませることで水を堰き止める、ラバーダムと呼ばれる形式の堰き止め施設がいくつかあり、ここに挙げるさみだれ大堰は、その中では最大規模の大きさを持つ。 ただし、河川法におけるダムの定義として、堤高15m以上のものという決まりがあるため、厳密にはこれはダムではなく、堰に分類される。そして、ここ以外のラバーダムも、15mのものはほぼ現存せず、ラバーダム=堰、という認識で問題はない。 福島県の黒谷ダムが、ラバーダムとしては著名だが、山深い林道の奥地にあるため気軽に足を運ぶことはできない。しかしここなら、R47沿いにあるので、気軽に訪れることができる。例年、5月から11月くらいにかけて膨らますのだそうだ。 大堰に併設されているフィッシュギャラリーでは、魚道を観察することができ、最上川を遡上する魚の様子を観察することができるので、夏休みの自由研究にいかがだろうか。 | |