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202:哨戒という名のポタリング



text&photo  by  ymr20xx@y-maru.com。






本日のルート (powered by ルートラボ)




以下、おでかけの話です。


前回の痛ましいできごとから時間が経ち、エルコスさんの傷も癒えた。後輪の振れは、スポークの破断という最悪のオチとなり、大慌てでタキザワからスポークを取り寄せて補修した。併せて、深く傷ついた前輪はサンドペーパーで傷を落とし、どうにか使えるところまで戻した。えらい出費だが、それもこれも自業自得である。自戒の意味も込めて、ツアラープラスは新品に入れ替えた。






これが取り寄せたスポーク。タキザワはこういう発注が出来るので有難い。



そうこうしているうちに12月になり、辺りはめっきり冷え込んできた。あのとき以来、エルコスさんはずっとドック入りだったが、ようやく走れるまでに回復したので、本格的に寒くなる前に足慣らしをしようと思い立ち、朝起きたら







八時半。






こりゃ遠出は無理だな、ということで、我々が足慣らしによく走る、お馴染み荒サイで茶を濁すことにした。

スタートは西新井橋、というか扇大橋。正直、どちらも家からの距離は変わりないので、個人的には







西新井橋==扇大橋






ということでOKなのだが(さりげなくC言語的表現)。

荒サイに乗ったら北上開始。とはいえ、この寒空でキンキンに冷えたジェラートはさすがにしんどいので、秋ヶ瀬でUターンして戻りつつ、久しぶりに御前蕎麦でも食べて帰るプランにした。






鹿浜の団地群を横目に。



基本的に平坦で、ときどき水門を越えるのにちょっと登る程度の荒サイは、しばらく乗ってなかった弛んだ身体を復活させるのに丁度よかった。時たま踏み込んだり、影を頼りにペダリングの姿勢を確認したりしながら、気が付けばいくつかの橋を潜り、お立ち台ゾーンへ。






TCRでは30キロ地点になるお立ち台ゾーン。



荒サイの自転車人口増加によって、あちこちに自転車用の設備が整っている。あとは無謀運転が多発して治安が悪くならないことを祈るばかりだ。






我流もよいが、迷惑はかけないようにしよう。車止めを横目に。



西新井橋スタートだと、最初の登りらしい登りは岩淵水門。その次に来るのが朝霞水門となる。ここらへんまで来ると、周囲は明るい農村状態になり、さらに水門周辺ではラジコン飛行機飛ばしたり開局してたりと、長閑な上にフリーダム。






朝霞水門。このあたりは土手に車両の乗り入れをしても問題ないようだ。



水門を越えて、右手にゴルフ場が連なり、さらに進むと県道40号線を潜る。ここまで来ると、秋ヶ瀬の取水堰が目の前に広がってくる。TCRでは、このあたりが40キロ地点となり、折り返しになる。






取水堰。余談だが、秋ヶ瀬以北に行くなら手前の橋を渡って公園側を抜けるのが良い。



このあたり、堤防の内側というのに電柱が建ってるわ普通に稲作してるわで、最下流の住人にとってはちょっとしたカルチャーショックを受ける。カメラを左にパンすると、どう見ても農村です、なのだが、






明るい農村。



右にパンすれば普通に荒川土手である。






……の右半分はこんな感じ。



羽根倉橋でUターンを決意し、橋を渡ってR463を往く。このまま新大宮バイパスまで出て、戸田橋を越えて練馬界隈に抜けてしまおうと思う。






浦和方面へ。



渋滞多発でこりゃ自転車の方がいいな、というR463。そして流れが良くてどんどん先に進む新大宮バイパスと乗り継いでいくと、美女木の交差点まで来て、看板に彩湖の文字。彩湖、こと荒川第一調節池といえば、子大雨の際の治水であったり、自然が豊富だったりすることで有名だが、自転車の界隈で言えば、一周5キロのド平坦周回路が真っ先に来る。






首都圏の自転車乗りに名の知れ渡る遊水地。



今回初めて彩湖を走ったが、まあ確かにド平坦である。ただ、公園の中にある周回路なので、当然っちゃあ当然だが、人の往来が激しい。少なくとも、ロード練に使うコースじゃない。一周走ってだいたい判ったので、途中の抜け道から荒サイの左岸に出る。






こんな感じの周回路。当然、歩行者も多い。



今回の往路、もとい荒サイの定番路線は右岸、ということになるのだが、左岸は魅力がないのか、とか思っていると、






よみがえる悪夢(おまけにキシリウムだし)。









これじゃ敬遠するな。






そういう訳で、整備状況から考えても荒サイは右岸に限ると言い切って良いと思う。

戸田橋まで戻ってきてからは、細路地をうねうね走り、御前蕎麦でお馴染み百寿庵さんで蕎麦を食べ、満足したところで家路に就いた。






安定の大御前そば。750円。



走行距離はおよそ68キロであったが、蕎麦時間も含めて4時間を切る程度の時間でしかなかった。ちょっと寝坊した休日、ちょい走ろうか、というのには最適なコースではなかろうか。




余談。


本来であればホイール一式交換するか、という感じのオープンプロであったが、折れたスポークを差し替えて振れ取りをしたら、あっさりと縦横の振れが収まった。そして、走り出してみたら、







キシリウムより回る。






これがオープンプロの実力なのか、G3ベアリングの恩恵なのか、ただのプラシーボ効果なのかは正直判らないのだが、ただこんだけよく転がるなら







キシリウムどうしよう?






……ってなる今日この頃である。










TITLE:哨戒という名のポタリング
UPDATE:2014/12/12
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