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340:朝霧強化合宿7~実走練#01~



text&photo  by  ymr20xx@y-maru.com。



本日のルート (powered by Ride With GPS)






イントロです。






「大先生!  次の週末は好天のようですよ!」
「出たなおねだりが」


2024シーズンは色々あって出足が渋く、まだまだ本格的に出撃、という雰囲気になっていない。実際、3月末の霧島ライドの後、近場ばっかりで遠出していない

さすがにそろそろ何とかせねば、と思いつつも、関東圏は概ね走った感があって、どうも食指が動かない。




「でしたら、いつものルートでよろしいのでは?」
「榎本か」






俺たちのホームコース。



もちろんそれでも良いのだが、どうせならある程度アップダウンがあったほうが練習になる。色々考えた結果、




「そういえば、河口湖のほとりに、ちょっと気になってた店がある」
「どこですか?」






いつか寄ってみたいと思ってたんだ。



道の駅かつやまの隣に、洒落たレストランがあったはず。そこを詣でてみよう。となると、ルートは以前、kazと遊んだアレにちょっとオマケを付け足して……




「よし、富士五湖方面に行ってみよう」
「やたー!  ようやく出撃ですね!」


……ところで、エルコスさんに乗ってかれこれ12年。歴史的にも仕様的にも成熟してきているのだが、なぜこの遷移金属は、喜びの表現を、聊か幼い感じがする「やたー!」にしているのだろうか?




「調べてみたら、わたしのライブラリ『喜びの表現』の順位1番目にコレg……」
「メタいメタいメタいメタいwww」


……どうやら犯人は私らしい。後でこっそり書き換えておこう。





牛さんに見送られ。






遷移金属と富士山と桜と





さて、朝霧のアジトを出発し、R139県境を7:05スタート。





左を向くと静岡県。



ここからしばらく、R139を北上することになるのだが、この道は中部横断道が全通した現在に於いても一大幹線であり、車両の往来は言わずもがな、大型トラックがバンバン通る。




「おまけに舗装状態も悪いときてる」
「うっかりハマるとホイールを壊しますからね」






……………………!?









鹿まで邪魔しよる。









「わぁぁぁっ!?」
「落ち着け!  落ち着いてよけるんだ!」


このあたりは、リアルで鹿出没注意地域。夜になると普通に道路を横断してたりする。





R300交点まで来た。



本栖湖、精進湖と寄り道しながら……  とか考えたものの、どうせ帰りに寄るので往路ではスルー。そのまま樹海ルートに潜り込む。




「このあたりは走っていて気持ちがいい」
「交通の往来がなければ、もっと良いのですが」






この辺りが、青木ヶ原樹海。



そしてR358交点を過ぎたあたりから、距離1.2キロで45ほどアップする、アベレージ4%の登り区間に。





まあまあ長い登り。



ここは山肌に沿って造られた旧道を放棄し、架橋で谷を越える区間。登りのプラクティスには(個人的には)最適な場所だ。




「運が良ければ、富士山が見えますよ」
「あのちっこいやつかな?」


そこから富岳風穴のあたりまでは、微妙に緩い登り勾配が続く。しかも、割と直線状で初心者は心を折らされるつくりになっている。





確かこの区間で唯一といっていい追い抜き可能箇所。






「ここは追い越し禁止が解除になるから油断できない」
「これだけまっすぐだと、追い越しも捗りそうですね」


kazと遊んだときは立ち寄った風穴も、今回はスルー。とりあえず休憩なしでどこまで走れるかを試してみたい。




「あ!  富士山が見えますよ!」
「ホントだ。ちょっと写真撮っていこう」


……写真撮影は休憩ではない。断じて。





小休止。



このあたりを越えると下りに転じ、県道71交点、道の駅なるさわを経て、大田和交点に出る。狭かった道も、ここから片側2車線になるし、舗装状態も良くなる。





道の駅なるさわ通過。



丁度コンビニがあったので、軽く何か入れておこう。




「ここからの富士山、スゴくないですか?」
「でっけぇ山だよなぁ」






観光地化されていないほうの富士山。



ところで、我々はこれから山中湖まで進み、そこで折り返すプランを立てている。このまままっすぐR139を直進すればよいのだが、一旦河口湖に降りるルートを選んだ。




「まあ、まっすぐ行ったところで」
「少しだけ距離も増えますし、よろしいじゃないですか」






途中にグランピング施設があった。



富士五湖周辺は、4月中ごろの春陽気といえど、朝晩はガッツリ冷え込む。そういった環境も味方してか、あちこちで桜が満開を迎えていた。




「大先生、写真撮りましょう!」
「そう来ると思ってたよ」






シッコゴ公園の辺り。



ちなみに、今回いつもの三脚は持ってきていない。ついでに言うとGoProすら持ってきていない。大変お手軽なポタリングのつもりでいる。




「距離約100キロ、累積が900もあるのに、どこがポタリングなのです?」
「色々バグってるなーwww」


で、クルマに常備している簡易三脚を持ってきた。こいつがとんでもない曲者で、





確か北アルプス山麓に出たときに買ったと思われるやつ。









驚異の絡みつき。









「ななな、何ですかコレwww」
「どうやらこうやって使うものらしい」


お陰で周辺のオブジェクトを三脚代わりに使える。淺間神社の桜が見事だったので、ちょっと写真撮っていこう。




「さささ大先生、こちらへこちらへw」
「悪徳商人かよwww」






「へっへっへっ、お主も悪よのぅ」



ここから河口湖の南岸を沿うように走り、県道707まで出たら再び登り返してR139に戻る。当時のkaz曰く意味が分からないルーティングであるが、実は至る所に隠れ富士山スポットがある。





桜の向こうに富士山がいた。



後述するが、富士吉田の周辺、公共交通機関の影響が及んでいる地域では、国内外の観光客が一心不乱に富士山にカメラやスマホを向けていた。実は場所を選べば色々な場所で富士山の雄姿を楽しむことができる。




「そういった訳で、仮に遠回りで登り返しがあっても、このルートを勧める」
「レコメンド・ルートですね」






ここにも隠れ富士山が。



乳ヶ崎北交点を右折。しばし緩い登りと格闘してから、R139に復帰する。





ここからも富士山がご立派。



富士急ハイランドを抜けて、R138へと路線番号が変わると、道幅は一気に狭くなる。





富士浅間神社を通過。



ここは、道の駅富士吉田あたりを先頭とする渋滞が波及するポイントで、かつ富士浅間神社のあたりでは頻繁に横断者を通すため、油断するとくらわされる




「そういや前には轢かれかけたことがある」
「ありましたね、そんなこと」


また、山中湖村までの区間は登り勾配となっているので、特に渋滞時などは気を遣う。可能であれば、歩道などを有効活用したほうが良いだろう。





レーダードームが見えてきたが、ここらへんが一番混む。






「とはいえ、ちょっとしんどくなってきた。一旦休憩入れようか」
「道の駅に入りましょう」


8:55、道の駅富士吉田に到着。ところがまだ時間が早く、オープン前だった。




「帰りにもう一度寄りましょう」
「それまではジェル吸って我慢か」






湧き水は出てなかった。






ここは原宿か、さもなくば軽井沢か。





道の駅富士吉田を出て、もうしばらく登りと格闘する。感覚としては山中湖村に入るところまでが明確な登り区間、そこから山中湖インター付近までが隠れ登り区間





微妙に登っていて、それに騙されて脚を使わされる。






「うん、全然加速しない」
「じわりじわりと標高が上がってますから」


幸いなのは、このあたりまで来れば渋滞が解消している、ということ。速度は出ないが、腰を据えて走りに集中できる。





湖が見えてきた。



さて、山中湖には9:17着。

前回はここで折り返したのだが、今回は単騎なので、このまま山中湖を一周してしまおう。




「一周約14キロほどあります」
「30分強といったところかな?」






この辺が山中湖観光の王道ポイント。



山中湖畔、南岸には立ち寄りスポット、公共駐車場があるほか、部分的ではあるがサイクリングコースが設けられており、割と自転車に優しいつくりをしている。また、勾配の変化がほぼないので、気軽に湖一周を楽しめる。





ウッドデッキになっていた。ランニングも捗るらしい。






「あちこちにレンタサイクル屋もあるな」
「まあまあ高性能な自転車を貸してくれるみたいですよ」


R138交点を過ぎると、雰囲気が一変し森の中を往く道に。このあたりは山中湖の繁華街から遠く離れており、賑やかさが少々和らぐ。





それでも木々の間から湖が見える。



そして、道志みちの起点である平野交点には9:34到着。





富士五湖へのもうひとつの玄関口。



ここの交点には、山中湖 AddElm Chillout Villageという施設があり、サイクリスト向けの休憩施設があるらしいのだが、案の定閉まってるし




「renas先生スタイルでいこう」
「コンビニがありますね」


富士急のバスが発着するこの場所は、そういった立地も相まって多くの人や車両が集まる。せっかくなのでコーヒーで一服しよう。





ここの他にもモニュメントが建てられているらしい。



このあと、山中湖北岸を回り込んで一周をするのだけれど、ちょうどこの区間に軽い丘越えがあり、また道志みちを利用する車列が連なって、よく混雑する。




「でしたら、サイクリングロードを往きませんか?」
「なるほど、その手があったか」






車道は登り坂になっていて、しかも路肩が狭い。



湖の縁を忠実にトレースするサイクリングロードであれば、いよいよ勾配とは無縁のライドができる。ただし、歩行者も通るので羽目を外し過ぎないように。




「ランナーが多いね」
「一周14キロですから、ランニングするのにも向いているのでしょう」


特に、白鳥浜周辺は駐車場と飲食店とスワンボート乗り場があったりして、サイクリングロードを横断する人がそこそこ多い印象。ここは要注意である。





自転車だけでなく、観光客も混じって賑やかな感じ。



ところで、さっきから湖の向こう側がやけに霧っぽい。天気、下り坂なのだろうか?





こういうのを、基本的に「山火事」と表現することが多い。









燃えてるやん。









「やばいやばいやばい、消防に通報……」
「野焼きしてるのではないでしょうか?」


富士山の麓の土地では、割とあちこちで春になると野焼きを行うそうだ。野焼きをすることで灰が肥料となって農作物の育成に役立つほか、景観の保護や害虫駆除の目的もあるのだという。




「とりあえず安心してください。そして、写真撮りましょう」
「なんだそのパワープレイwww」






もはや手段は選ばないらしいwww



明神前交点まで戻ってきた。今度は来た道を引き返し、河口湖方面を目指す。





引き返す前に、とりあえずフォー・オブ・ア・カインドはやっておく。






「あの店も気になるが、やはりうどんは食べたい」
「丁度よい時間ですから、少し食べておきましょう」


道の駅富士吉田へ向かう道すがら、エルコスさんがこんなこと言い出す。




「先ほどの野焼きですが、特に山中湖側では、違う一面を持っています」
「違う一面とは?」






実はあのあたり、自衛隊の演習場だったりする。



エルコスさん曰く、「土地の権利の主張」とのことらしい。実は富士の裾野は、自衛隊の一大演習地となっていて、多くの場所で先祖代々の土地を国に供しているのだという。これら土地は演習地であると同時に農地でもあることから、古くから入会権という権利を以て農業を営んでいるという歴史があり、野焼きはその権利の行使、という意味合いを持っているのだとか。

よって、春のこの時期に、各種組合や警察、消防なども協調し、風物詩として大々的に行っているそうだ。




「この権利は住民の生命線になっていて、これから先も、守り続けていく必要があります」
「次の世代に引き継ぐためにも、か」






考えさせられるが、道が混んできてそれどころではない。



10:28、道の駅富士吉田着。とりあえずうどんを食う。




「冷やし肉うどんが550円だった」
「リーズナブルですね」






たぶん過去イチでリーズナブル。



で、ここからの行程だが、富士浅間神社、金鳥居、富士山駅と経て、河口湖駅に至る。基本的には下り基調の道だ。




「それぞれ停まりますよね?」
「まあ、これらは映えるからなぁ」


その浅間神社は10:52着。大勢の観光客で溢れかえっている富士山の0合目だが、聞こえてくるのは







異国の言語。










ちなみに撮り方にコツがあり、鳥居前丁字路から市道をちょっと下ったあたりで撮るとうまく入る。






「すっかり外国人観光客が増えたなぁ」
「むしろインバウンドのほうが多い印象ですね」


歴史的には、ここが富士山信仰の拠点となっている。だが、訪れている観光客のほとんどは、この寺社の雰囲気を楽しみにしているような感じだ。




「ま、人のことは言えないか」
「わたしたちだって、富士登山とは無縁ですから」






実はここから富士登山を始めるのが伝統なのだという。



このあと、R139を下り、鳥居と富士山が一緒に納まる金鳥居を経て、富士山駅に到着。





金鳥居越しの富士山。ここも観光客で盛り上がっていた。



もともとは富士吉田駅という名前であったが、2011年に現駅名に改称されている。観光誘致が目的とのことだが、




「……どう思われます?」
「やや、大雑把かなぁ」


ただ、富士山信仰の縁ある富士吉田の街に名付ける新しい名前としては、これはこれでアリだと思う。





富士急8000系とE353系が揃った。



ちょうどよいタイミングで、大月から来た富士回遊とすれ違う。あちらはこの駅でスイッチバックして、終点の河口湖駅を目指す。





富士急ハイランドの裏側を抜けて、



そして、その河口湖駅というのが、





なんじゃこれ?









竹下通り?









「スゴい人ですね……」
「俺の知ってる河口湖じゃなぁぁぁい!?」


歩道からハミ出んばかりの人の姿で溢れ、皆一様に富士山を写メ





あちこちにTAX FREEの文字が躍る。






「もはや写メが若い人に通じない問題www」
「上書き保存のアイコンみたいなものですねwww」


駅前には富士山麓電鐵時代の貴重な車両が静態保存されているというのに。





これが富士急行の祖。






「ところで知ってましたか?  2022年に富士急行から現社名に変わったそうです」
「復刻したのか」


実は2022年に、富士急行の鉄道部門が分社化され、その際に旧社名を採用したというのが真相である。そのとき、社章も復活したということで、これも富士山駅同様、観光誘致を目的の一つとしているのだろうか。





えらく混んでいるが、芝桜まつりが開かれているのも理由なのだろう。






「ただ、この人だかりは……」
「あ、観光客ハネられそうになっとる」


……いややっぱりカオスだ。





逃げ場がない。



困ったことに路肩が狭く、そして歩道には人だかり。河口湖駅前を脱出するに時間を要すことに。




「すり抜けできない」
「無理せずに行きましょう。これはどうにも……」


ようやく渋滞区間を脱し、次は道の駅かつやま、あの気になっていた店がある道の駅だ。





ようやく渋滞を抜ける。






「ちょうど良い時間だし、昼食にしよう」
「先ほど食べたうどんが残っているのでは?」


ところが。

先ほどからブライトンが時速22.6キロを示しながら、変化しなくなった




「……バグりましたねこれ」
「マジで!?」


なんとか復帰させようと、あーでもない、こーでもない、と弄ってみたら、





この画面からウンともスンともいわなくなった。









召された。









「こ、これどーすんの!?  再起動!?」
「少々お待ちください。今、再起動の手順を調べます」


とりあえず確定していることは、河口湖駅から先の実走データが飛んだ、という事実である。だが、道の駅はもう目と鼻の先なので、休憩がてらブライトンの復帰を試みよう。





小海交点を右折。






気になっていた店。





11:46、ホテル&レストラン  イエスタディ着。





いつかこういう宿を気軽に使える身分になりたい。



道の駅かつやまのすぐ隣にあるレストランで、外観からしてなかなか洒落た店である。




「じゃあちょっと食べてくる」
「はい、行ってらっしゃいまし」


ただ、サイクルラックのような洒落たものはないので、適当なポールにアースロックかける。





絶妙な位置に反射テープ。フレームのキズ防止用か?






「あらピッタリ」
「なにこのシンデレラフィットwww」


さて、店内に入ると、





いつかこういう宿を(ry※しかも2回目。






「この上なくオシャレですね」
「浮いてしまうわ」


店の一番人気は若鳥の香草焼きとのことだが、ハンバーグが気になるのでそちらをチョイス。ちなみにハンバーグも創業から続く看板メニューらしい。





ある種の拷問。






「おいしくて色々ヤヴァイwww」
「肉汁たっぷりじゃないですか」


今回、ライスを頼んだが、パンでデミグラスソースを拭ったほうがよかったかも。




「行儀悪いかな?」
「スカルペッタという作法があり、カジュアルな店であれば問題ないですよ?」


しくじったwww  だが、また訪れる口実はできた。ちなみに2024年現在、ハンバーグステーキはライスとサラダ付で1350円で戴けるし、ライスは自家製パンにすることもできる。




「やっぱりパンだったかぁぁぁ」
「ははは、慌て過ぎましたね」






慌てた末に。



ちなみに、ブライトンの再起動はうまくいった。背面のUSBポートの左右両側にある2つのボタンを同時に長押しすればよかったし、再起動しても記録モードは継続されていた。つまり、バグりが発覚した時点で再起動かけるのが正解のようだ。




「帰着したら解析しますが、今までのデータは無事の可能性が高いです」
「よかったぁぁぁ……」






道の駅かつやまにも寄る。ご同業も沢山。



12:12、道の駅かつやまを出発。





湖岸道路をさらに西へ。



しばらく川口湖畔をなぞり、湖最西端付近で左折して県道21へ。





地獄の入口。



西湖へ至る、勾配の急な2連ヘアピン区間が現れるが、ここはちょっとした腕試しのつもりでシバきにかかる。




「調子に乗ってはダメですよ?  はい、インナーに入れる!」
「ちょっとこの坂アウターじゃ無理www」






kazが恨み節を吐いた、えげつない登り。



この区間だけで60アップする。特に2つめのヘアピンのイン側がエグい。




「交通量があるので、ダンシングでクリアしましょう」
「ここがキツいなぁ」


ちなみにこの時、後方から電アシのママチャリが2台迫ってきていて、やや慌てた




「電アシには負けられん!」
「……意地っ張りwww」


こうして登り区間をクリアし、トンネルを出ると西湖の畔である。





いずれは県道710方面も開拓してみたいな。



ところで、この辺りであることに気付く





なんか左向いてるんだけど直進してるっていう。






「ハンドルが曲がってますね」
「なんか変だなー、とは思ってたが」


何かに立てかけたときにズレたのだろう。西湖の看板のところで一旦止まって、ネジを増し締めしておいた。




「少し緩いな」
「オーバーホール後のあるあるですね」






ここで写真撮るのももはやお約束(ステムは増し締めした)。






富士五湖最弱の湖の本気





さて、西湖の畔を駆け抜け、R139まで着たら右折。そして赤池大橋を渡り、R358交点まで来れば精進湖である。





いつも見ている精進湖。






「相変わらずショボいな……」
「ほほう、ショボいとご形容されるのですね?」


エルコスさん曰く、精進湖はさらに奥に広がっていていて、そちらが精進湖の中心であること。そして、精進湖は富士五湖の中で面積が一番小さく、一周約6キロ程度でほとんど平坦な道程らしい。




「行きましょう。精進湖の本気をおみまいしますから!」
「マジかいwww」






とりあえずトンネル手前までは来てみた。



R358を精進湖沿いに進み、精進湖トンネル手前で左に逸れると、精進湖の旅館街に出る。湖沿いに数軒のホテルが並び、さきほどの交点付近と比べてだいぶ華やかになった。

そして、ふと左側を見ると、





この見事な眺めよ。






「うぉぉぉぉ……」
「いかがです?」


そこには見事な富士山がいた。





まさかこんな景色が待っていようとは。



エルコスさんを被写体に、アホみたいに写真を撮りまくりつつ、ちょっと走っては撮影、ちょっと走っては撮影、これを繰り返す。




「精進湖のどこがショボいと仰られますか?」
「取り消す。俺が悪ぅございました」






意味はないけど桜の花をマクロ撮影。



R139を直進していたらわからなかった発見があった。こりゃ今後このルート走るときはこちらを通るようにしようかな。





R139を右折。直進すると民宿街。



その後、13:22本栖湖に到着。





実は容積でいうと富士五湖最強。






「実走データに補正かけているのですが、本日の走行距離は99キロになる模様です」
「微妙に届かないか」


これで距離3ケタに乗せるためには、河口湖や西湖、本栖湖の周回をプラスすればよさそうだ。





本栖湖とエルコスさんと。






「で、どうだった?」
「大満足です!」


エルコスさんも満足そうでよかった。

それでは、朝霧のアジトへ戻るとしよう。ちなみに、本栖湖と朝霧高原の間には、ちょっとした丘越えがあり、そこが最後の山場となる。





本栖橋のあたりで勾配5%が連続する。ここが最後の難関かな?






「周回ルートですから、どこを起終点にしても大丈夫なルートですね」
「山中湖畔とか、富士吉田の道の駅とか」


エルコスさんの言うとおり、ルート沿線には無料で一日停められる駐車場が点在しているので、その時のプランで起終点を変化させられるのは魅力だ。




「山中湖畔に魅力的な飲食店が沢山あったな。あと富士吉田の道の駅……」
「車団地が前提なのですねw」


とはいえ、富士吉田の混雑っぷりを考えると、朝霧高原周辺の長閑さは魅力的に映る。幸い、拠点がしっかりしているので、これからも朝霧を起終点とするだろう。





そして県境に帰ってきた。



14:06、朝霧のアジト着。エルコスさんの言った通り、補正データによる走行距離は98.9キロとなった。










TITLE:れんしゅうこーす!
UPDATE:2024/04/18
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