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本日のルート (powered by Ride With GPS) イントロです。
昨年シーズンの「行こうかなリスト」には入っていたのだけれど、結局タイミングを逃して行けずじまいだった場所がある。千葉県の銚子。犬吠埼と濡れ煎餅で有名な街だ。 内藤さん時代に訪れたことはあったが、あれからかれこれ10年以上ご無沙汰である。久しぶりにちょっと訪れてみようか、と考えてはいた。
![]() 輪行の練習をし始めたkaz。スルーアクスルは慣れれば問題なさそうだ。 加えて、九十九里の周辺は漁業が盛ん。せっかくなので地物のおいしい魚も堪能したい。
![]() それでは出発。 通い慣れた道。いつも通り、荒サイから平井大橋を経て、R14で千葉県へ。 ![]() WG-7、ちょっと逆光に弱いかな? 房総半島方面へのアクセスといえばコレ! ってくらいよく通る道。船橋の市街地らへんでは相変わらず渋滞気味。 ![]() イケア方面に行くときに、マジで勘弁してほしいのよ。
適度にすり抜けつつ、幕張まで来ると道幅が広くなる。 ![]() インターを境に、街が栄えだした。 このあたりから雰囲気がガラリと変わり、千葉の都市部然とした風景になる。
登戸の交差点まで来た。いつもならここを直進して飯給方面へ向かうのだけれど、今回はここを左折。 ![]() R14方面へ。 すると、唐突に頭上から轟音が。見上げると、巨大な塊がぶらんぶらんとぶら下がりながら、我々を追い抜いていく。 ![]() まるで近未来都市。
千葉市の中心部と郊外を結ぶ交通機関として、今では希少種の懸垂式モノレールが運行している。街中に建つレール支柱がこの街の名物でもある。 海が近い千葉の街は、しかし内陸部が丘陵になっていて、狭い範囲で高低差が変化する地域である。こういった場所だと、地上よりも高架のほうが望ましいのだろう。そして、モノレールのほうが建設コストや専有面積を小さくすることができる。
![]() こんな風景、そうそう見ないぞ。 最短距離か、楽しそうな道か。さて、千葉市街から先の行程であるが、
![]() ここを右に曲がる予定、なのだけど…… あまりアップダウンがない、走りやすい道に思えるのだが、ここでエルコスさんからこんな提案。
八街、日向を経由して、山武市の成東に至るルートとのこと。少し遠回りになるが、交通量少なめの丘陵地帯を楽しめるらしい。
結局、必要なのか微妙な情報に釣られて、R51ルートをチョイスした。 ![]() 結局、直進し、丘越えに入る。 そして、どっちのルートでも結局成東に至り、そして成東で合流するということが判明したのは、坂を登り終わった頃だった。
市街地から少しずつ標高を上げていき、京葉道路を跨いで道なりに進むと、市街地で見た以来のモノレール高架が現れた。
![]() 貝塚インターと成田方面を結ぶR51バイパス。 高架の先で、R51のバイパスと合流する。ここを右折して、成田方面へ。 有難いことに、風は東に向かって吹いてくれていて、追い風に乗って脚がよく回るように。 ![]() 所々渋滞しつつ、四街道市へ。
ようやく30キロ巡行が安定してきた。車線が減り片側一車線になると、先行していたご同業に追いついた。 ![]() フル装備。
そのご同業をパスしてしばらく進むと、坂戸の交差点に至る。ここで県道22号に乗り換え、八街を目指す。 ![]() 佐倉市に入る直前、DIC川村記念美術館方面へ。 そこはかとなく堆肥の匂いが鼻に着くようになった。市街地から走り始めて1時間もしないうちにこんな風景に変化する訳で、
![]() 堆肥が湯気を上げていた。 なお、これから通る八街ではピーナッツが名産である。魚がうまい、夢の国がある、県境が全部川なので島国扱い、最北端が城などなど、様々な言われようではあるが、千葉県は農業が盛んな県でもある。
![]() なんならコンビニで普通に野菜売ってるし。 なお、道のほうは農村地帯を貫く程よいアップダウンの道が続き、走りごたえがあった。いつも通りの50×18で脚がクルクル回せる。 八街はこの辺りでは比較的大きな街になる。市街地をウロウロし、日向入口の交差点を目指した。 ![]() 日向入口交差点。
その読み通り、道は下り基調となり、日向へと下っていく。その途中で、総武本線の踏切を渡る。 ![]() どうやらこの道は、日向街道というようだ。 今でこそ近郊型のロングシート車が運行しているが、かつては113系の旧型車がガタゴトと車体を揺らして往来していた。あの頃が懐かしい。
だって見た目まんま京浜東北線だぞ? ![]() 農村に突如現れる京浜東北線。 最短距離か、海沿いの道か。日向駅は、その昔は無人駅だったと記憶している。今では駅前が整備され、郊外のベッドタウン的な様相を呈すようになった。 ![]() 日向駅。
![]() そうそう、確かここはデイリーヤマザキだった。 その圏央道を潜ると、すぐに成東の市街へ。ここでR126を左折するのが定石なのだが、
風向きが変わり、南から北へ、やや強めに吹き出していた。海沿いに向かう、ということは、その区間は向かい風になってしまう。
![]() 結局、左折した。 残念がるエルコスさん。しかし、すぐに予定は破綻する。道の駅オライはすぬまの案内標識が現れたのだ。あと、途中に酒蔵もあるらしい。 ![]() 右折して、6キロか……
道の駅と酒蔵につられて、結局海沿いルートに切り替えた。仕方ない、6キロの向かい風と格闘するか。 ![]() 県道から逸れて、行きついた先に…… ちなみに、酒蔵とは寒菊銘醸のことで、総乃寒菊をはじめとする日本酒の酒蔵として知られている。地産の米を使った、味わい深い酒を醸しているのだとか。
![]() 酒造はこんな田園地帯の真ん中にあった。ネギ植わってる。 そして、道の駅オライはすぬまに到着。 ![]() 大漁旗が荒ぶってやがるぜ。 昼飯時なので、ここで済ませていこう。レストランはどこk…… ![]() やべぇなんかうまそうなのが並んでる。
![]() 肉厚でぷりっぷりで味わい深いのよ。
意地悪そうに、エルコスさん。よりにもよって礼子ちゃんで迫ってきやがった。まあ実際のところ、大変美味であった。下手にレストランとか入らなくて正解だ。 ![]() かき揚げ2つで100円、いわし天が150円、いわし丼が500円。750円で大満足。
エルコスさんによると、海沿いを往く道が一本。県道30号線、「九十九里ビーチライン」の愛称がある道だ。飯岡の海水浴場脇を抜けてふたたびR126に合流する頃に、銚子市に入る。 国道まで戻るくらいなら、このまま進んだほうが良いだろう。幸い、風の力も存分に借りれそうだし。 ![]() 九十九里ビーチライン。名の通り、沿線には海水浴場が並ぶ。
蓮沼、という名前で思い出したようだ。かつて毎年参加していたツール・ド・ちばに於いて、この場所がスタートだったりゴールだったりしていて、ほぼ毎年のようにここには来ていた。 そして、年度によってはこの道を通って銚子方面まで進み、折り返すルートを採用していた。 そんな経緯があるルートなので、当然ながら走っていて楽しい。 ![]() 匝瑳市までやって来た。
ふと、路面に何やら見慣れぬアイコンが舗装されているのに気づいた。 ![]() ナビマークのほかに、こんなのも。
ナショナルサイクルルートのひとつとして認定されたルートだが、文字通り太平洋岸に沿って設定されており、その総延長は約1500キロほど。つまり、今見ているこの道は、その1500キロのうちの、ほんの一部ということである。 ![]() そういえば道の駅にもあったわ。
フルコースなんて走ったら、一体何日かかるのやら。 ![]() 余談だが、一部走破でOKなら、トカプチ400もクリア扱い。あとは富山か。 いわし食べたら満足した。そういえば、この沿線には興味深い形状の建造物があった。 ![]() こいつ。
津波というと東日本大震災が想起されるが、あれに限らず海岸沿いというのは津波のリスクが常に付きまとう。この建造物は、他にもいくつかあった。 ![]() 構造的にはザルだが、緊急時には扉を破壊して使用するらしい。 避難タワーがある、ということは、海が近いことを物語っている。やがて、進行方向の右手に、大海原が広がりだした。 ![]() 海まで来た。
飯岡海水浴場のあたりでパチリ。今年もエルコスさんはたっぷり被写体となるのであろう。 ![]() 久しぶりにDBCC投入ですよ。 さて、ここから少し進んだところでR126に合流。丘陵地帯を超えて銚子市街に至ることとなる。 銚子駅から輪行の予定だが、幸い、遅い時間まで列車は走っている。あとは、何時の列車に乗るか、である。
日暮れ時、白熱灯に照らされた駅舎の雰囲気が良く、せっかくだからそこでも一枚写真に収めたいと思っていた。なので、銚子駅に行く前に、外川駅がある犬吠方面を迂回したい。 ![]() 資料映像(2008年12月に撮影)。このときは内藤さんだったが、こういうの撮りたかったんだよね。 それも踏まえて、銚子駅離脱の時間を計ると、16:38発の特急にギリギリ間に合うかどうか、ということが分かった。
方針は決まった。とりあえず、少し急がなければならない。まずはR126に合流。 ![]() 登りの途中で、銚子市に。 交点より登り勾配がスタートする。かつて内藤晶時代に通ったときは、この登りに難儀した記憶があったが、あれから時間とともに経験値が増した。何より、今は走りたくて仕方がないエルコスさんがいる。
こうして、銚子に乗ってギアをかけて踏んでいると、次に待っているのが、
![]() 遠くに先行するご同業がいるが、追いつけず(この時脹脛伸ばしてた)。 15:15、県道286銚子ドーバーラインへ。犬吠埼や外川港方面へショートカットできる海沿いの道だ。これで時間を稼ごう。
![]() 犬吠の高台部分を往く快走路なのだが、遮るものもあまりない。 千葉にもこんな景色があったのか。ただ、遠くで風車がぐわんぐわん回っていて、そのせいで横風が強く、挙句には、
天然のサンドストームを喰らってしまった。 ![]() キャベツ畑の向こうに、海岸線が見えた。 さて、道は銚子電鉄の犬吠駅前まで続いていたのだが、肝心の外川駅はもひとつ隣。
15:52、外川駅着。とりあえず46分残しで、今回の目的地に到着した。 ![]() 外川駅の外観は、相変わらずだった。
また宿題が増えたが、外川の街並みや、静寂に包まれた漁港の風景など、もう一度訪れるだけの価値はある。 ![]() 資料映像(2008年12月に撮影)。外川港へと下る路地から海を臨む。
次回は、ちゃんと時間を調整して訪れることにしよう。 ![]() 外川駅に静態保存中のデハ801。余談だが、架線は直接吊架だった。 さて、外川から銚子までは、最短ルートでだいたい6キロ強の距離。この残り時間であれば充分間に合うだろう、という読み通り、16:13銚子駅着。本日の走行距離は133キロとなった。
![]() 銚子駅前は輪行するスペースが豊富で、この日は自分含めて6組が袋詰めに勤しんでいた。 ただ、輪行中のご同業を見ると妙な競争心が生まれ、とりあえず輪行セットアップで仏契したことだけは述べておく。5分もあれば輪行は問題ない。 ![]() それじゃ本日はここまで。 |