2012年版ガイドライン 実地踏査シリーズ スキー百本勝負 ほぼ月刊動画工房 ステキなダムn選 トップページ 用語辞典       


300:さいさきもうで2022



text&photo  by  ymr20xx@y-maru.com。






本日のルート (powered by Ride with GPS)




今年もアーリーはつもうで


2021年も残りわずかとなって、幸先詣に行こうかな、って考え出す時期に来た。




「行きましょう!」
「だよねー」


という感じで、今年最後のロングライドに出発。

といっても、2013年からほぼ毎年訪れている鷲宮神社。そこまでの往復ルートはあらかた開発し尽くした感がある訳で。




「距離を確保するのであれば、榎本牧場経由がよろしいかと」
「今度はここが定番化するな」


アジトがある北千住周辺から、適当に住宅街を抜けていき、まずは定石通りに荒サイへ。





江北橋からドロップイン。



普段は平坦で練習には申し分ないこの道も、冬型の気圧配置からくる自然現象で、今日は峠道に。





五色桜大橋が見えた。



加えて言うなら、前回の出撃からほぼ1ヶ月半にわたり、エルコスさんに跨る機会がほとんどなく、乗り方を思い出しながら進んでいくことになる。




「大先生、ぎこちないです」
「うーん、どうもしっくりこない」


向かい風、冬の寒さ、しっくりこないポジションなど、マイナス要素をたっぷり抱えつつ、とりあえず岩淵水門を通過。まあ、今日は無理せず、ゆっくり走ろう。





我らのランドマーク。



そんな感じで半ば諦め、半ば悟りを開き、アチコチで撮影のための停車を繰り返しながら進むこと暫し。





荒サイは、よく観察すると結構フォトジェニックなところが多い。



ラジコングライダー愛好家の穴場スポットとなりつつある朝霞水門を通過し、秋ヶ瀬橋まで来た。





ここも荒サイのランドマークになっている。



定石に従うなら、秋ヶ瀬橋を渡って秋ヶ瀬公園を抜けることになる。しかし、このまま直進して羽根倉橋まで出てしまったほうが楽であることは、今年のどこかで覚えた。




「途中で通行止めの箇所があります。土手の上に出てください」
「取水堰の手前に、登る道があったはずだ」






その取水堰。近隣の浄水場のために取水を行う。



羽根倉橋から先は、定番の左岸を往くか、最短経路の右岸を往くか。




「以前、renas先生から、左岸の竹藪林がキレイに整備されていると聞きました」
「ちょっと見てみるか」


荒川の護岸改良工事は至る所で行われており、いつまで経っても終わらない。サグラダ・ファミリアか?





かつて、左側にはゴルフ場があった。



そんな護岸改良工事が、今まさに進行中。件の竹藪林は、その関連の整備で伐採されたようだ。




「何だか左側が落ち着かないですね」
「元々ゴルフ場だったし、やはり伐採の影響かな?」






かつては本当に草ボーボーだったんだ。



視界は良くなった。ただ、どうせなら舗装の隆起も直しておいてくれると嬉しいのだけど。





探したら2016年頃の同地点画像出てきた。この当時も(大震災の影響で)路面はガッタガタだった。






自殺行為


川越線の踏切を越えて、上江橋まで来た。





川越線の踏切。なかなか遮断時に当たらない。



荒サイはここで橋を渡り、入間川と荒川に挟まれた区間を往くのだが、こちらはもう随分長い間、通行止めが続いている。





今年の時点でこのざまである。



なので、いつも通り県道57を使うことにする。これなら沿線にコンビニがあり、補給には事欠かない。

それに、何といっても今日はすっげぇ寒いので、ちょっと暖を取りたい。




「身体が冷えると、故障を誘発すると言われています」
「既にアチコチが痛い」


指扇のローソンでホットコーヒーを所望。少々温まったところで、県道57号へ。





北上していくとR17に至る道。



ここまで来れば、榎本牧場はすぐそこである。とりあえず着いたら、名物の







ジェラートを食べよう。









「なっ、何考えてんですかーっ!?」
「エノモトいうたらジェラートやろが!」


そして榎本牧場到着。





ここが俺たちのBEURREだっ!(乳製品つながり)



定石どおりにジェラートをいただく。





ウマイはウマイが、薄々感づいていたことが現実となる。






「さ  っ  ぶ  い  w  w  w」
「バカーっ!?」


なお、renas先生にエノモト到着の報を入れ、寒くて死にかかってる旨を伝えたところ、「ホットココアで相殺だ!」とのアドバイス。







  ?」
  。」





いずれにしても、うまいもん食べて死にかけた。今年は冬将軍の勢いがパネェようだ。





それでも、ご同業は多かったし、ジェラートも結構売れてた。






ようやく温まってきた。


榎本牧場から鷲宮神社までは、県道12号を使っておよそ20キロ。調子が良ければ1時間程度で着けるだろう。

榎本牧場を出発し、R17上尾道路を横断してさらに北上すると、りっぱなつくりの2車線道路にぶつかる。





ここを右折。



このあたりは、圏央道へのアクセス路線として整備が進んだ区間であり、交通の往来も活発。

有り難かったのは、風向きが追い風になったこと。これで少しは快適に走れるだろう。





やはり整備された道は走りやすい。



……と思ったら、桶川駅前のオーバーパスで足止め。自転車は歩道に回されるが、これももはやお馴染みのことである。





降りなきゃいけないので出来れば迂回したいのだが……






「近くに踏切があればよいのですが……」
「陸橋の上から見てみるか」


エルコスさんを押して、陸橋の上に建つ。ちょうど、桶川で後続に抜かれる各駅停車がやってきた所だ。





駅のだいぶ手前で減速してるので、待避線に入るのだろう。






「うーん、なさそうですね」
「駅のほうにあるんじゃない?」


で、調べてみたところ、





駅のほうに少し迂回した結果。






「ありましたね」
「次にこのルート通る時は、ここを使おう」


さて、この後桶川加納インターを過ぎたあたりで、道は対向二車線と狭くなる。栗橋と川越を結ぶ県道12号は、言うなれば圏央道の下道区間な訳で、そこそこ大型車の往来がある。すると必然的に、




「後からトラックが来ます!」
「どこで追い抜かせようか……」






打って変わって、走りにくくなった。



こちらを先頭に軽い渋滞が発生するのである。手頃な空間があれば追い抜かせ、信号待ちの時はできるだけ前に出ない。こんなちょっとした工夫でやり過ごしていく。





もう少し速度が出せればよいのだけど、ちょっとサボり気味なのが災いした。



そして、菖蒲城址まで来た。




「大先生、写真撮りましょう!」
「もう何度も撮ってるじゃんwww」


それでも撮る。エルコスさんが撮られたがってるから





最優先事項。



そこからさらに進んでいき、R122と交差し、東北道を跨いだ先で、丁字路を左折。





東北道オーバーパスのすぐ先。見落とすと県道3号まで連れてかれる。






「このまままっすぐで、東武動物公園に至るようです」
「そういうつながりがあるのか」


あとは道なりに進み、東武伊勢崎線の線路沿いに進めば、鷲宮駅である。





着いたぜ。






厄を落とす。


その鷲宮神社であるが、鳥居が再建されていた。





先代のものを模した、鋼板製の新しい鳥居。






「元通りだ」
「大勢の皆さんの寄付があったそうです」


境内の整備事業として奉賛のお願いがwebページに出ていた。その第一期事業として鳥居の再建が掲げられていた。





場所柄、サブカル系の団体からも奉賛があったみたいだ。



鳥居のほうは、12月初旬で一旦応募が打ち切られたものの、その後、拝殿の屋根葺き替えや、神楽殿の補強など、まだまだやることはあるのだそう。




「お納めになるのですね」
「毎年世話になってるし、今年本厄だから厄落としも兼ねて……」






一口乗りました。綺麗な屋根になるといいな。



……とまあ、それはそれとして、幸先詣でである。一年間お世話になったお守りを収めに行こう。





今年一年、ありがとう!



鷲宮神社といえば、らき☆すたのモデルとなった神社としても有名であるが、実際には、金運を司る天穂日命と招福を司る大己貴命、そして交通安全を司る武夷鳥命の三神が祀られている。




「武夷鳥命は、出雲国造の祖神として知られている神様ですね」
「陸海空を司る神様か。ダイムラーベンツみたいだな」


由来については調べてみるとわかるが、これらのことから交通の神様として祀られているのだと推測した。





今年はこのお守りにした。



さて、新しいお守りも無事に入手し、あとは帰るだけ。




「それは構いませんが、そろそろ昼食の時間ですよ?」
「……とすると、確か近くにアレがあったな」






クセになる味。






「山岡屋には中毒性があると聞きます」
「うん。同意する」






あと、マンホールができてた。






いつもの帰り道。


帰路は、県道85号線で東武動物公園へ。そのあとR4に乗ってしまえば北千住まで一本道である。





久喜の踏切区間。かつては渋滞多発箇所だった。






「代わり映えはしないんだけど、結局はこれ一択なんだよね」
「まあ、仕方ないですね」


なので、特筆することなどあまりないので、帰りはエルコスさんと、来年の予定を立てることに。もちろん、昨今の情勢が落ち着き、ついでに仕事ももう少し落ち着くことが前提であるが。





宮代に入ると一気に田舎感が出る。そして割と交通量が多い。






「そろそろ根釧台地のフルコースをリトライしたいですよね」
「今年は三国峠メインだったから、道東はほとんど走ってなかったもんな」


ただ、北海道の道の駅は、ちょっと使い方がよろしくないにわかユーザーが引っ掻き回したせいで、長期間の駐車には良い顔をされなくなった。運搬車のデポについては作戦を考えないといけない。





東武動物公園の駅は、すっかり綺麗になった。






「山陰にもっかい行ってみたいな」
「横須賀からフェリーが就航したそうです。あれを活用すると面白いかもしれません」


宮古−室蘭航路が就航したと思ったらすぐに休止となり、ションボリしていたところに新航路の話である。もっとも、宮古−室蘭については、三陸道が全通したことで、もしかしたら復活するかもしれない。淡い期待だが





残り30キロちょいか……






「あと、TDNですね」
「ちょっと考えてるルートがあるんだ。あれならイケるかもしれない」


スタート時刻の調整と、登りを回避できる可能性のある別ルートを通れば、ワンデイ走破が現実味を帯びてくる。





そういえば、ここも毎年恒例だな(いつも通り過ぎるだけだけど)。



……とまあ、妄想は膨らみ続けるものの、気が付けばすっかり暗くなっていた。





ようやく東京都。






「まあ、わたしとしては、もっと稼働時間を増やしてほしいのですけどね」
「頑張るよ。頑張るから――――」


「来年もよろしく」。荒川を渡る橋の上から、北千住の街の明かりが見えてきた。





2022年も、ワクワクするような旅ができますように――――












TITLE:2022年のさいさきもうで
UPDATE:2021/12/30
URL:http://y-maru.sakura.ne.jp/300_saisaki/saisaki22.html