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283:超実踏日記5〜ヤマイドウ・アウトテイクス〜



text&photo  by  ymr20xx@y-maru.com。







イントロです。


2020年の北海道出撃であるが、久しぶりの試みで運搬車を持ち込んだ





実は初めてではなく、2018年の正月にスキーで渡道している(いわゆるヤマイドウ9)。



オートバイよりも高額なフェリー運賃に加え、燃費だって相対的に悪い。ただ、主力がエルコスさんとなった今、むしろこっちのほうがお得なのではないか、という結論に。雨にも強いしね。






メリット1:宿代が実質タダになる。


北海道の地は、ライダーの聖地であると同時に車団地の聖地でもある。シーズンになれば、あちこちの道の駅やターミナルの駐車場が、遠方地ナンバーのクルマであふれる。

また、無料のキャンプ場が豊富なのも魅力で、ライダーだけでなくキャンピングカーの需要もそこそこある。





R231沿いにある雄冬のキャンプ場。超穴場。



停めるところさえ確保できれば、環境に優れた一夜を過ごすことができる。おまけに、北海道の夏は涼しい傾向だ。





おっさん1名、チタンフレーム1台で居住は十分可能である。






メリット2:幅広いルート計画ができるようになる。






要するにリエゾンが自由に設定できるって話です。釧勝峠にて。



たとえば複数の地域を周遊しようとしたとき、飛行機輪行であると、地域によっては丸一日かけても到達できないことがある。そのため、結果的にある程度まとまった地域の中でしかルート計画が立てられない。

2020年の例でいうと、道北、道東、道央の3ルートを実踏したが、飛行機輪行で渡道した場合、こんな計画を実行することはかなり困難である(別海の最寄は花咲線厚床駅か中標津空港であるが、前者は一日六往復しか停まらず、後者は新千歳便はすべて荷室の小さいプロペラ機である)。加えると、バス輪しようにもバスの本数も少ない。

その点、時間とルートを自由に設定できる運搬車であれば、運搬車がベースキャンプとなり、そこを起終点とすることで、道内全域をターゲットとすることができる。





稚内から別海へ向けて移動中。しかも雨。運搬車が良い仕事をしてくれる。






メリット3:荷物が詰めるので、キャンプ用品が持っていける。


そういった訳で、2回ほど焚火した





別海町のふれあいキャンプ場。一泊オートキャンプ1100円。コープさっぽろも至近。



ちなみに、セイコーマートばかりをフィーチャーしているが、全道で展開しているコープさっぽろの品揃えが秀逸であることを付け加えておく。食料の買い出しに活用したい。




きゃのんぼぉるらん!





「全部平仮名でエクスクラメーションマーク……」
「ろんぐらいだぁす!  感が著しいだろう?」


今回は、宗谷地方の巡回を一発目に計画していたので、とにかく稚内まで自走しなければならなかった。そこで、仕事終わりで速攻帰宅し、そのまま日本橋より北上を開始した。





すべての道はここから始まる。



ルートシーケンスは、常磐→磐越→東北→津軽海峡フェリー→R5→道央道→R40→豊富バイパス。常磐道を北上したかったが、常磐富岡付近での故障車立ち往生の余波を食らってしまった(ロスタイムはなかったが)。





陽が暮れてきた。



しかし、渡道するためのフェリー時刻が2:40と決まっているため、絶妙な時間にスタートしないとロスタイムが発生してしまう。今回は15:40頃に日本橋を出発。高速に乗れたのが17:00過ぎだったので、東京→青森間の移動時間は、常識的に9時間程度と考えておけばいいことがわかった。





函館新道で北上開始。



函館からは道央道。ただし、函館−大沼公園間と士別剣淵より北側は高速が開通していないので、このへんは下道移動となる。





モダによりまぁぁす。



給油については、ホクレンよりもモダやオカモトのほうが単価が安い。特にフラッグを狙うわけでもないので、安いほうをチョイスした。

結局、幌延の手前で24時間が経過。多少寄り道したのが災いしたが、まあまあ良い結果ではなかろうか。





1352キロ走ったようだ。これが24時間のベンチマークになった。



稚内市街には16:30着。ここまでの走行距離は約1400キロ。





市街地に入ると、一気に景色が変わる。これも北海道あるある。






ダムの話


函館にあるバットレス形状の笹流ダム。そのさらに上流には、ダム公園なる公園と、新中野ダムが鎮座している。





新中野ダム。函館の水瓶。



ダム公園には、道内に実在するダムの模型が備え付けられている。だいぶ本格的なつくりである。





笹流ダムのレプリカもあった。



そして、稚内市には日本最北のダムである、北辰ダムがある。





これが日本で最も北にあるダム。稚内の水瓶。



道道1119からアクセスできる。ただし、虻が多いのでムシペールは必要かもしれない。

また、道東・根室には、牧の内ダムという日本最東端のダムもある。





日本最東端のダムは重力ダム。そして根室の水瓶。



こちらは直下まで行きつくにはちょっと難易度が高い。というか、クマ出そうで。

ちなみにこれら3ダムには共通した用途がある。すべて上水道用途なのだ。

新中野は函館市域の、北辰は稚内市域の、牧の内は根室市域の上水道用水確保を目的としている。考えてみたら、北海道の大半の地域は、山岳部というよりかは平野部である。そりゃあ水の確保は喫緊の課題だよ。





北辰ダムの水利使用標識。確かに上水道用とある。



このほか、まだまだ魅力的なダムが道内には沢山ある模様。次回以降はそういった視点でもルートを検討してみようか。




湧別駅


湧別駅は、かつてJR北海道の名寄本線に所属していた駅で、湧別町にあった廃駅である。





かつてここに駅があった。



湧別町の中心駅であった中湧別駅より分岐した枝線の終端に位置し、晩年は朝夕の2往復しか運行していなかった。駅から至近にオホーツク海を望む湧別漁港がある。また、以前は駅近くに湧別町の役場があったようだが、2020年現在ではだいぶ南、旧中湧別駅に近いR242沿いに移転したようだ。





そして駅跡は消防署になっていた。



なお、湧別駅の跡地は消防署に、中湧別駅の跡は、道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯に生まれ変わっている。





駅から湧別の漁港までは、目と鼻の先だった。






年季の入ったSVR


別海町で見た物件。





自然に還ろうとしていた。



年季が入ったシロモノであるが、既に配線は外されていた。





この電柱の間隔は近すぎる。たぶんかつては直結してなかっただろう。






「変圧器、ですよね?」
「柱上変圧器の一種だな」


よく郊外などで見るこのデカイ変圧器であるが、これはSVRと呼ばれるものである。これに接続される配線を見れば気が付くだろうが、こいつの役割は、ドロップした線間電圧を回復させることである。距離が増えればその分だけ線路の抵抗が増えることから、設けられている。





銘板のアップ。タップがかなり細かく設定されているようだ。



ただ、地面に設置してあるタイプなんて初めて見た(一応、フェンスで覆っていたようだが)。人間はもちろん、小動物とかが感電してそうなんだが……





取材当時、フェンスはなくなっていた(給電されてないので一応安全だが)。






J-powerの偉い人の話


J-power初代総裁の高碕達之助といえば、電源開発の雄であるとともに御母衣ダムの荘川桜に代表される人情家というイメージが強く、少なくとも海のイメージはまったくない。というのが個人の意見だったのだが、





こちらが荘川桜。御母衣湖のほとりに根を張る巨木である。



調べてみたら、電源開発以上に水産漁業系に関わりを持っていた人物であることを知った(あと、罐詰工場とか作ってたようだ)。なので、最初は納沙布岬にこんな碑が建てられていたのを、訝しんだわけである。





高碕達之助"先生"とある。






「説明書きがあったぞ」
「読んでみますね」






ちょっと加工して、読みやすくしてみた。



根室周辺にあった先祖伝来の漁場は、第二次世界大戦によって悉く失われ、漁民は困窮の極みにあった。そのとき、大日本水産会の会長であった高碕達之助は、窮状を内外に訴え”病身を押して”ソビエト連邦(当時)政府と交渉を重ね、その結果が実り、日ソ間での民間漁業協定の締結に至ったという。昭和38年のできごとである。




「…………っ!?」
「さすがエルコスさん、気が付いたね」


偉大な功績を残した巨星は、その翌年、昭和39年2月24日、忽然と79歳の生涯を終えた。締結からわずか1年後の話である。

そして、満足な恩返しをすることなく逝ってしまい、北海道の水産業界は痛恨の極みを受けた、と書かれていた。せめて顕彰の碑だけでも、という思いから、功績と遺徳を偲び、思い出の地である根室・納沙布の地に建てたもの、それがこの顕彰の碑である。

碑は、歯舞諸島を望む納沙布岬灯台の脇に、ひっそりと建てられている。他に名所が立ち並ぶ納沙布岬に於いて、あまり触れられない隠された名所である。




「できる漢は、さりげなく存在を示すもの、か」
「最後の最後まで、達之助先生らしい碑ですね」






そんな立地故にさほど立ち寄る人はいない。しかし、電気屋であるならば……!






庶路ダムに至る道


庶路ダムは白糠町の山奥にあるダムで、用途分類としてはFNIということになる。

釧路の管内では唯一のダムである。アクセスとしては道東道庶路インターから道道242を道沿いに走るだけである。





庶路インターを降りたところ。ここを左折。



で、このダムであるが、ダム湖の正式名称がGreen  Lake  庶路という。日本で唯一の、英語表記が含まれた湖の名前である。





この名前は公募によって決まったらしい。



さて、ダムへのアクセスは前述したとおりだが、実はもう一本ある。ダム管理事務所からさらに奥に進むと、そのままダート林道に突入し、道道143号に合流する。





全体的に、走りやすいダート道。特にガレてるってわけでもない。



滝の上連絡林道と名付けられた15キロほどの林道であるが、運搬車でも普通に通り抜けられる。

この道を通れば、R392釧勝峠に容易にアクセスできる。ただし、道道側からこの林道にアクセスしようとしても、目立った目印がなく通り過ぎる可能性があるので注意しよう。





ここが道道143側の入口。一応、申し訳程度のサイズで林道の銘版はあるにはある。






晩成温泉のキャンプサイト


ヤマイドウ7のときにキャンセルした、晩成温泉の無料キャンプ場に行ってみた。





道のどん詰まりにある。



太平洋に面した高台のキャンプ場であるが、すぐ隣が晩成温泉の旅館がある。日帰り入浴などやっているようなので、風呂に困ることはなさそうだ。

簡単な買い出しであれば旅館でも可能なのだろうが、いかんせんキャンプ場周辺にある商店が営業しているかどうか怪しい。頼みのセイコマも、忠類まで戻らないとどうもなさそうで。





R336まで戻れば、その途中に商店はあるようだが……



また、湿地帯が近いせいか、ちょっと蚊が多いらしい。夏のハイシーズンにはちょっときついかもしれない。あん時忠類で一泊しといて正解だった




「ようやくお分かりになりましたね」
「ようやくお分かりになりましたorz」






駐車場の奥がキャンプサイトで、さらにその奥が太平洋。






十$駅


根室本線十弗駅は、その字面もさることながら、弗という字がドルの当て字であることから、十弗=10$、みたいなネタが(それこそ相当昔から)ある。んで、その十弗駅に初めて訪れた。

駅周辺は十弗の集落があるだけで、地元の利用が主、という駅である。あと、看板も健在であった。





そういや林田健司の楽曲でこういうのあったよね(SMAPの楽曲とは言ってない)。






穂別の街路灯


むかわ町穂別は、化石が豊富に産出する地域であり、カムイサウルスの産出が特に著しい。そのこともあってか、穂別の中心部では、割と恐竜推しである。

化石や、発掘の歴史などは博物館などで常設されているが、とりあえず、街灯は恐竜である。





なんかいる。



道東道むかわ穂別インターから道道74号経由で穂別まで。自転車殺しの悪名高いR274を一部通過するので、自転車で訪れるなら鵡川から北上するか、道道59号を利用するのがいいだろう。





ジャンルごとにいる。






新十津川駅の現在






もうここには列車は来ない。



札沼線新十津川駅は、2020年5月7日に廃止となった。橋を隔てた反対側に滝川駅があったりして、利用客が低迷していたのが理由の一つだが、やはりJR北海道の経営が本気でヤバイ水域に達していることがわかる。

その新十津川駅であるが、同年8月現在、駅舎はまだ健在である。

そして、駅舎内では、往年を偲ぶ形で有志による写真展が開催されていた。





近隣幼稚園のお散歩コースにもなっていた。愛されていたんだよ。



もう列車はやってこないが、思い出に耽るには丁度良い場所だと感じた。




朱鞠内でSTB


旧深名線の朱鞠内駅跡は、2020年現在、代替バスのターミナルとなっている。





ターミナル全景。地区の憩いの場としても機能している。



ここを訪れたのはかれこれ14年前の話だが、その頃から良質な物件があるなぁ、とは思っていた。

このバスターミナルには、トイレと待合室が併設されていて、だいぶ非合法ではあるが、STBするにはもってこいな雰囲気なのだ。





こんな感じ。朱鞠内周辺で往生したら緊急避難に使えるだろう。






「ただ、まあ、使うことはないだろうな、もう……」
「ああ、やはりあのことを気にかけているのですね」


ふと、先日立ち寄った養老牛のバス停を思い出した。ゴミでぶっ散らかったあのバス停を。

なんだか、こういう自由な旅もやりにくくなってしまった。これも時代なのだろう。

ただし、忘備として描いておくと、朱鞠内地区で飛び込みで泊まれそうな宿はほぼないと考えてよく、周辺にはコンビニなどの補給可能な商店もない。なので、積極的にここ(バスターミナルSTB)で一泊する計画は立てるべきではない。がんばって名寄に出るか幌加内の道の駅まで下るのがよさそうだ。





ここが鉄道駅であったことの証。






ヤマイドウとは?





「ところで、ヤマイドウの意味なのですが……」
「特に大した意味はないんだけどね」






2003年のヤマイドウ。稚内の防波堤ドームにて。



思えば2003年の初渡道のときに命名した名前なのだけど(あの時は名前の起源もある程度示していた)、今ではすっかりこれが定着し、そしてまったく意味が分からないものになってしまった。





2006年のヤマイドウ2。留萌本線真布駅にて。






「ヤマ…… 閻魔、の…… あれ?」
「だからそういうんじゃないんだって」


ヤマイドウの語の起源であるが、以下を参照されたし(3:38あたりから)。










「ラーメンズのネタじゃないですかぁぁぁぁっ!?」
「だから言っただろう」


余談だが、千葉、滋賀、佐賀のflashで一世風靡したこのネタも、初出は2001年という。そしてあれから20年、ヤマイドウも12回を数え、そしてflashが2020年末でサポート終了となる。




「これも、時代なのですね……」
「儚いな」






そしてオートバイで訪れた最後のヤマイドウ(ヤマイドウ4)。当時の愛機・若大将と。






ジブリ作品に出てきそうな例のアレ


フレーム:セルフチェック......OK 駆動系:セルフチェック......OK 出力部:セルフチェック......タイヤ消耗、フロントタイヤ交換時期 「うーん、タイヤの減りが早いかしら?」 わたしは一人、物思いに更けていました。 例年であれば、タイヤは確実に1年以上、頑張って2年は持つのですが、今年は昨今の情勢によって自転車通勤の機会が増えたこともあって、予想以上に消耗した感じです。フロントタイヤのほうが減っているのは、先日、大先生がローテーションをしたからです。 まあ、年末にはある程度まとまった金額が手元に残るので、タイヤ1本くらい、追加で買えなくもないのですが。 「これは大先生と相談しましょう」 先送りすることにします。 さて、スタンドに乗った状態でセルフチェックを実行していたわたしですが、今年の走り収めも終わったので、聊か気楽な気持ちでいました。そんなときに、セルフチェックの結果がフィードバクされてきて、だいたいが「問題なし」を示す、OKの表示が戻ってくるのですが…… 未解決の案件:1件 類似する画像をバックグラウンド検索結果より検出 表示しますか? Y/N あらら、珍しいフィードバックです。調べてみたらこの未解決の案件、ヤマイドウ12の根釧台地ベストで、わたしも大先生もわからなかった石造の建造物のことでした。 あの当時はわたしも解答を出すことができませんでしたが、常にバックグラウンドでデータベースに情報を取り込んでいる設定になっているので、いずれ似たような情報や素材から、答えを導き出すことができるようになっています。今回は、それがヒットしたのですが、 「へぇ、あれって……」 わたしは驚きの声を上げました。そして、すぐにでも大先生に伝えねば、という使命感に駆られ、 「大先生!  すぐ来てくだs……」 「えー、普通に酔ってるんだが」 あぁぁぁぁ、泥酔に向かって晩酌中だったかぁぁぁぁ!? そういったことがあった翌日、 「大先生!  例のアレの正体が分かりました!」 「アレ、とは?」 あの、ジブリの作品に出てきそうな、そういう草の生え方をしていた建造物のことです。 「ああ、あの雪除けみたいな橋みたいな、あの石のアーチか」



こいつ。



「それです。……で、早速なぞかけですが、アレ、何だと思います?」 なぜ質問で始まるんだ? 大先生は苦笑していました。とはいえ、捻りに捻って大先生が導き出した答えは、「何かの蓋」ではないか、と。 「さすがです。概ね正解です」 「問題は、何の蓋か、か……」 「そこで次の質問です」 わたしは少しずつ確信に近づけるよう、小出しにヒントを出していきます。 「確かあの周辺に、陸上自衛隊の別海駐屯地がありましたよね」 「うっかり迷い込んだな」 「あそこに駐屯地が作られた理由、何だと思いますか?」 「え? そりゃ、土地が広いから……」 そこまで言いかけて、大先生は何かに気づいたようです。 「……もしかして、あの辺って空港かなんかがあったの?」 「惜しいです。空港というよりかは、飛行場ですね」 ほぼ答えが出たので、タネ明しとしましょう。 「あの石の建造物は、掩体壕と呼ばれるものでした」 「えんたいごう……? 壕とついているから、たぶん空からの襲撃に備えるやつだろ?」 「はい。かつての日本陸軍は、この一帯に飛行場を構えていたようですが、その際に空襲から軍用機を保護する目的で建造されたもののようです」 では、その飛行場についてもう少し。 この一帯にあった飛行場の名は、計根別飛行場といいます。当時、全部で5本の滑走路があったようですが、そのうちひとつが陸上自衛隊の施設に転用され、別の一つは民家の離発着施設に転用されています。 あの掩体壕は、第一飛行場と呼ばれた施設の周辺にありました。そして、今回わたしたちは見つけることができませんでしたが、これ以外にも掩体壕があったり、格納庫の遺構を民家の塀に転用したりしているところもあるようです。 「なるほどね、鉄筋コンクリートであれば耐久性もそこそこあるから、ちょっとした爆撃にも耐えられるか」 「それが幸いして、農機具の倉庫に転用しているところもあるようです」 謎が解けたのでめでたしめでたし、といったところでしょうか。大先生も、「勉強になった」と仰ってました。そして…… 「まあ、そういうのが分かったとあっちゃぁ、また根釧台地ベスト、やりたいねぇ……」 「完全攻略できていませんから、リベンジしたいですよね」 ようやく年が明けそうだというのに、わたしたちはもう次の夏の出撃に心を躍らせていました。



ちょうどこのあたりに、かつて日本軍の滑走路があった……












TITLE:ヤマイドウ・アウトテイクス
First UPLOAD:2020/09/26
UPDATE:2021/01/21
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