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258:2018淡路島ロングライド150



text&photo  by  ymr20xx@y-maru.com、renas。同行者はrenas先生。






本日のルート (powered by ルートラボ)

岩屋→洲本→福良→慶野→岩屋(実測146km)




イントロです。


さて、淡路島ロングライド150に、renas先生と参加してきた。今回で3回目の出場になる。





アワイチですよ、アワイチ!



主催がスポニチであること、島を一周することなど、佐渡によく似たイベントではあるが、関西圏のイベントということもあって、異なる雰囲気でのライドが楽しめる。あと、基本的に平坦




「そういえば、今年は山岳コースが多かったですよね」
「多かった。……なんで総括みたいなしゃべり方を?」


んで、旅のお供はお馴染みrenas先生。彼とは現地集合にして、ワタクシめは前日早朝に新幹線で淡路入り。





ちょっと早朝過ぎたか。



ただ、何を勘違いしたのか、東京6:20発のぞみ293号に乗っちゃったもんだから、




「気は確かですか!?  これでは昼前に到着してしまいます!?」
「あれれー、おかしいぞー(棒)」


こうして、9時には新大阪に着いちゃったりしていてさぁ。





もうここから自走でもするかなぁ、という時間帯。



ちなみに、関西圏のJRの、新快速に対する信奉はハンパねぇレベルで、当初は京都乗り換えでスーパーはくとに乗るつもりだったのだけど、




「それよりも、新大阪で新快速のほうが安くて速いですよ(ニコッ)」
「あ、あぅ、じゃあそれで……」


こんな具合で、絶対に新快速に乗せてくる訳で。





橋が見えてきた。






「京都の在来線はJR西日本です。東海としては、自社路線に乗せたかったのでは?」
「リニアおっ建てるほど儲かってるのにか!?」


さて、綺麗になった新大阪駅で乗り換え、9:52明石着。時代なのか、エスカレーターの立ち位置が、右から左に変わっていたりして。





右に並んでないな。



駅前でエルコスさんをセットアップし、5分も走ればジェノバラインの乗り場である。





ジェノバライン乗り場。ちなみに自転車込みで700円。






「とりあえず、晴れの舞台なので素敵なお召し物を用意したぜ」
「わー、ありがt……」






エルコスさんのドレス。だけど何かが違う。






「ちょっと待ってください?  なんでタイヤがレースAなんですか?」
「イクシオンは高いんだよ……」


ホイールこそキシリウムプロなんだけど、タイヤは鉄下駄からひっぺがしたレースA。一応、MAVIC側の見解としては、タイヤとホイールをセットでコーディネートすることで、最高の効率を得られる(空気抵抗を極限まで減らせる、とか書いてあった)らしいのだけど、




「結局、違いなんてわからん!」
「あらあら」






ちなみに、なんでこうなったかというと、こういう状態だから。



まあそんな訳(主に費用の面)で、10:45には岩屋港に到着した訳で。





岩屋港着岸。






ズルして待ちぼうけて。


受付は13時から。既にこの時点で2時間の待ち時間が発生しているのだけれど、




「renas先生は15時到着らしい」
「……あぁもうっ!?」


明らかに計画ミスなのだけれど、もう着いちゃってるんで、とりあえず腹ごしらえ。道の駅あわじで軽く食べておく。前回のときに、レストランに入るよりも売店で揚げ物を買った方が、安くて早くてウマいことは学習済みである。





こんなんでだいたい1000円。



なので、早々に食べ終わる。お察しのとおり、することがない




「……仕方ない、ズルしてくるか」
「ズル、ですか?」






さて、ズルとは……?



道の駅あわじのすぐ近くに、県道31の交点がある。ここで、海沿いの旧道と、淡路インターチェンジに至るバイパスに分岐するのだけれど、明日の本番ではこのバイパスを通る。

そして、終盤の終盤なので、撮れ高的にもオイシイ部分でもある。問題は、どこでアタックをかけるかということだけである。




「さあ試走に行くぜ!」
「うわズルっ!?」






左折して山登りへ。



3回目の走行になるバイパス部分であるが、ちゃんと試走するつもりで走ると、イロイロ発見はある。とりあえずわかったことはというと、

  1. 坂そのものは、アウターで処理可能(ただし低ケイデンス)
  2. 交点から中間点までの「最初の坂」がちょっときついくらい
  3. 「最初の坂」を越えたところで、道は一旦、平坦になる
  4. そのあと、高速と並走する地点まで「2番目の坂」になる
  5. 「2番目の坂」は、手前の平坦部分で助走つければ、勢いでクリアできる
  6. アタックかけるとすれば、「最初の坂」終了地点から、平坦部分らへん

とりあえず、収穫が得られたので、大会会場である海峡公園へ。到着したら、時刻は11:30。




「どーするんですか!」
「えー……  寝てる?」


およそ3時間の待ちは、大変長かったですil||li(つω-`。)il||li





14時の時点でこの賑わい。ただしすることはない。


























「やっほー!  待った?」
「うぁ……  待った。すっごい待った」
「お、遅かったじゃねぇか……」
「無計画にも程がある」






宿はrenas先生に取ってもらった。






明石焼きとの攻防


このテイベントの唯一の難点になるだろうか、とにかく朝が早い。佐渡も早かったが淡路島も早く、5時前には宿を出発しなければならない。





ローソンは至る所にある(公式サプライヤーでもある)。



んで、朝飯どころか水の補給すらしていないので、途中のコンビニで補給をしておく。




「補給は大丈夫ですね」
「あ、戸松遥が10周年か」






サメ柄かな?



そして、会場入りしてから荷物を預け、Aカテゴリの列へ。

この大会も佐渡同様、完走タイムの予測から、2段階にカテゴリ分けされている。スタート直後の混雑によるトラブルを回避するのが目的なのだけれど、やはりというかAカテゴリのほうが多めである。





そして夜が明けた。



夜が明け、辺りが明るくなりだした頃、ようやくスタートゲート前に並ぶ。……と、ここでrenas先生から衝撃の一言が。




「速攻で終わらせる」
「ほぉ。そりゃまたナゼ?」


聞くと、前回の終了後、後泊の西明石周辺で、気になる明石焼き屋があったとのこと。そして、その時は閉店間際で、アツアツの明石焼きをむさぼるように食ったらしい。




「マスター……  あたしに内緒で、おいしいもの食べてたんですか?」
「いやまて弁解させるんだ。あんな状態じゃウマイって前に大火傷だ」


まあ確かに、あんなもん慌てて食ったら、良くて口内大火傷、最悪咀嚼済み明石焼き大気開放してしまう。そうならないためにも、遅くとも15時には明石に戻っておきたいとのこと。なので、




「エイドでの待ち合わせなしでゴールを目指そう」
「おう、承ったぜ」


どちらかが致命的に遅れた場合、先に撤収するという条件付きでである。





スタートするぜ。



6:01、スタート。まずは南下して洲本を目指すのだけれど、




「どうしても詰まっちゃいますね」
「ちょっと前に出るか」






地形に限らず、スタート直後はよくこうなる。



洲本までは平坦基調。ただし、わずかながらアップダウンはある訳で、お決まりのように失速してダンゴ状態になる。それを素早くパスして、アベレージ25キロを下回らない程度に走る。

その甲斐あって、7:10洲本エイド着。予定通りここはパスしていく。





renas先生によると、朝飯に最適なメニューでお迎えしてくれてたらしい。






「疲れてないし、あとトイレが混んでる」
「たぶんこれからもっと混むのでしょうね」


スペースの有効活用のため、バイクラックが完備されていた。恐らく後発のBカテゴリ参加者は、まずここで一息つくだろうから、このバイクラックはありがたい。





移動可能みたいなので、イベントで活躍しそうだ。



あと、トイレ問題については、沿道にある公衆トイレを活用するか、コンビニのものを利用するのが良いと思う。佐渡と違い、あちこちに商店があるのは有難いことだ。





洲本の温泉郷を抜けて。



洲本から南下し、由良の港を通り抜けると、いよいよ淡路島の最難関、丘陵地帯に突入する。このあたりは、風光明媚なポイントが連続する区間であると同時に、一旦潜り込んだら正面突破するしかないという遊びのない区間でもある。

自衛隊跡地のあたりから、登り勾配が始まる。そこそこ勾配があるので、インナー発進で。





ここから登りになる。






「南淡の丘陵地帯は、距離は長くないですが勾配はきつめですから」
「ゆっくり走る分には難しくないんだけどな」


一旦登って、ちょっと下ったあたりがナゾのパラダイス。そこからふたたび登りに転じて、その頂点から下り勾配になる。この下りがきつめの勾配なので、追い越し禁止区間に指定されている。





途中で海なんかが見える。






「景色がいいから、ホントは立ち止まりたい」
「攻め甲斐のある下りなんですけどね」


海岸線まで下りると、コーストラインを地で行くような真っ直ぐな道が続く。ここは時速30キロ前後で走ってみる。風の影響か、それ以上の速度だと維持がきつい。





サルベージ船の向こうに四国が見えたり見えなかったり。






「明らかに劣化しとる」
「練習が足りないのですよ」


そんなこんなで、8:30灘エイド着。かまぼことびわゼリーで補給する。せざるを得ないのは、ここからさらにアップダウンが連続するから。




「ちゃんと食べてくださいよ?」
「しまった、そうめんがないのか……」






これおいしかったな。



あと、この灘エイドもそうだし、次の慶野松原エイドもそうなのだけど、地面が砂地で、クリートに砂が詰まりやすいという問題点がある。その結果、





あちこちに点在していた「芝」。なんかアイテム出そう。









なんかイイものがあるぜ。







「これでクリートトラブルが改善された」
「いろいろ考えているのですね」


さて、灘エイドを出たすぐ先から、いきなり10%近い登り勾配が現れる。淡路島のアイデンティティである、ガツンと登ってガツンと下るパターンのアップダウンだ。これが慶野松原まで







4〜5個連続でやってくる。









「まあそりゃゲロも吐くわな」
「押してる人もポツポツ増えてきましたよ」






一旦海岸線まで下りて、またあそこまで登る。



特に、福良までの区間にある3つのアップダウンは、距離こそ1キロ前後しかないものの、勾配が10%近いので、ペースメイクをしくじると即座に脚を使い切り、そして心を折られる





ジロ・デ・アワジ前を通過。



福良まで下りれば、ジロ・デ・アワジで一服できる。ただし、時刻が9:20で、わずかに営業時間前。もし立ち寄るのであれば、もう少しスタートを遅らせるか、さもなくば洲本で時間を潰さなければならない。




「さあ、4つめの登りですよ!」
「ここが一番厄介だよなぁ」






こういう感じなので、道幅の余裕が全然ない。



福良の港から先、鳴門海峡方面への交点までに登りが1つ、そこから淡路島南インターチェンジまでに登りが1つある。既にシバいた3つの登りと違うのは、この区間がR28とインターチェンジを繋ぐ幹線であるということ。すなわち







交通量が多い。









「うん、走りにくいな」
「あまり無理せず、適度にタイミングを計りながら行きましょう」






道の駅方面への交点を高いところから。連休中はよく渋滞するらしい。



あまりコース幅いっぱいに広がれないというストレスを抱えつつ、あまりやらないダンシングを織り交ぜつつ登り区間を処理すれば、県道477、南あわじ市の市道、県道25号を経て慶野松原に至る。

練習不足が災いして、このあたりで脚が回らなくなる。あと、ちょっとハラ減った。





審判の人に引っ張ってもらう。






「とりあえず、何か飲むか」
「賢明な判断です」


やはり今回も補給が足りなかったか。しかし幸いなのは、慶野松原まであとわずかの距離だということ。





ここを右折すると、あとは基本的にずっと道なり。



湊港の交差点を右折し、しばらく進むと左手に松並木が見えてくる。ここが慶野松原エイドで、約97キロ地点になる。すなわち、約100キロなのだが、到着が10:32。




「4時間半か。アベレージ20は超えたくらいかな?」
「信号待ちとかもありましたし、妥当なセンですよ」






慶野松原にて。



renas先生はだいたい福良あたりを走行中らしく、こちらが30分アドバンテージを取っている状況。まあ、これなら余程のことがない限り、明石焼きは楽勝だろう。







パンクと腹痛がなければ。










2014年の映像より。renas先生にとって淡路は鬼門なのだ。



とにかくここまで来た。まずやるべきことは、







そうめん大量摂取










食べ放題です(4杯食べた)。理由?  おいしいからに決まってんべ。






やっぱり平坦基調が好きなのか


10:50、慶野松原発。

ここからゴールまで、完全な平坦基調になり、巡航速度も上げられる。ところが、行けども行けども一人旅が続く。





淡路市に戻ってきた。






「道間違えたかなぁ?」
「そんなハズはないですよ」


後半戦で参加者がバラけたのか、登り勾配のような停滞ポイントがないからなのか、とにかくご同業の姿を見なくなった。時々思い出したかのように追いつき、追い抜いて、







また一人旅。






これが延々と続き、次に変化があったのが、江井での片側交互通行区間。ここでようやくまとまった車列に潜り込めた。





ここは先般の豪雨で土砂崩れが起きた箇所だ。






「さすがに疲れた」
「やはり車列に乗れるかどうかは大きいですね」


ここから多賀の浜エイドまでは目と鼻の先。最後は審判の方に引っ張ってもらって、11:45多賀の浜エイド着。





最後のエイド。






「あと30キロ強くらいですね」
「あっという間だったなぁ」


多賀の浜では、恒例のたまねぎスープとちくわでハラを満たす。相変わらず、renas先生との差は30分といったところで、待つかどうしようか迷ったが、今回はやめた。





疲労と塩分抜けに、このスープは大変よく効く。






「よろしいのですか?」
「まあ、そういうこともあるさ」


急げば、もしかしたら13時前ゴールが可能かもしれないという時間だったというのが真相だったりする。





……いけるか?






「さあ頑張っちゃうぜ」
「ご武運を」


適当な車列を見つけて、30キロ巡航で北上を続ける。たまたま捕まえた車列が絶妙な速度で巡航する車列で、引っ張ってもらえはしたが、引くところまでは至らず。





車列が早すぎたのが一番の理由。






「ホラ、頑張って!」
「無理無理無理無理無理!?」





そうこうしているうちに、12:51、瀬戸大橋が……




「オマエまだいじるかソレで!?」
「ぬぉっ!?  どこから割り込んできた!?」






我々にとっては、アレは瀬戸大橋。



いよいよ最後のバイパス区間。昨日の予習通りに「最初の坂」の終わりでアタック。




「ここだな!」
「ここですね!」


撮れ高を稼ぐなら、ここでアタックを決めればよいということがわかったので、次回の参戦ではぜひ活用したい。





急襲!



という訳で、海峡公園ゴールは13:12。頑張ったものの13時切りは叶わず、あと12分の短縮に向けてこれからもがんばろうと思う。




「これなら、多賀の浜で待っていても良かったですね」
「そうだったな」






ゴール!



そしてrenas先生も13:42ゴール。無事に走り終えたし、明石焼きも守られそうだ





renas先生もゴール!






そして雨が降ってきた。






それじゃあ帰ろうか。



我々は明石港で解散し、renas先生は明石焼きを食べに、ワタクシめは銭湯に入ってから帰京したのだが、明石港で下船したタイミングで、空から何かがポツポツと。




「すっごい絶妙なタイミング!」
「何にしても、大会中じゃなくてよかった」


後日、renas先生から、無事に明石焼きにありつけたという報告が入った。





卵にこだわってます。












TITLE:2018淡路島ロングライド150
UPDATE:2018/10/01
URL:http://y-maru.sakura.ne.jp/258_awaji2018/awaji2018.html