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本日のルート (powered by ルートラボ)
伝説のダブルヘッダー(2年ぶり)佐渡での疲労もあらかた癒えた翌週の話、ダブルヘッダーの2本目である、AACRに参加するため、いつも通りrenas先生をピックアップして、松本に向かう。 2年前と違い、グランフォンドではないごく普通のロングライドイベントなので、まあ楽勝といえば楽勝、なのだが……
特定の人、とあるが、これは決して経験不足者のことを指していない。むしろ、 ……というのも、数あるロングライドイベントの中で、屈指のクオリティを誇るエイドの充実さと、基本的に飲食物がうまい地域がゆえの立ち寄りが発生し、時間内に戻ってこれなくなる、という罠。
ただ、幸いなことに、そういったことを極力控えさえすれば、基本的に激坂に遭遇するようなシチュエイションはなく、往路は左手に穂高連峰、復路は主に長閑な田園風景の中を走るので、コースとしては秀逸の部類に入る。 そんなAACRであるが、一度は体験してみるべ、ということで、佐渡とのダブルヘッダーにはなるが、思い切って申し込んでみた次第である。ちなみに、今回も同行者はrenas先生。2年前にやってくれたことを、そのままお返しする形だ。
![]() トリプルヘッダーだった人。 唯一の峠道そんなAACRであるが、このイベントには唯一無二の峠がある。それが と呼ばれるものである。参加予定者は、イベント前からこの峠に登る。そのエグさは、 を軽く凌駕する。どういうことかというと…… ![]() ウンともスンとも…… 10時申し込み開始から23分経過した段階で、ずっとこの画面。んで、偶然、繋がったと思ったら、 ![]() 幸いにして、3組をゲットしたが、その直後がコレ。 どんだけ大人気なんだよwww なお、この件に関してrenas先生のレポートによると、風光明媚なロケーション、おいしい食べ物の他に、 が主原因だろう、とのことだ。まあ、色々あるんだろうが、もう少し参加の閾値が低くなってくれるとありがたいのに、と思う。 くいだおれロングライドさて、そんな峠を無事クリアして、renas先生をピックアップして松本へ。AACRは前日受付が基本なので、受付を済ませてしまう。すると、いるわいるわ…… ![]() このなかに運命の女神が二人。ファインダーの外には鎌倉の人と戦車の人が。
まあ、お察しいただければ。 例によってイベント前のお楽しみ、物販ブースでいろいろ物色。renas先生は、ウエイブワンがイベント限定で販売している、ウエイブニャンジャージが手に入らないかと粘ってはみたところ…… ![]() 物販コーナーはある意味楽しみの一つである。
まあ、お察しいただければ。 ![]() ちなみに宿は塩尻北に取った。クルマならこれもアリだと思う。 明けて翌日、梓水苑を6:00スタート。 今回はレギュレーション上、走行中の静止画撮影に言及があったので、アクションカムから切り出すつもりで、カメラはバックポケットに。そのかわり、外付バッテリーで撮影時間を大幅に伸ばした。
![]() それでは、センチュリー逝ってくるぜ。 イベントなどで、リミットタイムが設定されているような場合、ワタクシめはあまり立ち止まらないで走り続けてしまう。間に合わなくなった時が面倒だし、そもそも、主目的は走るほうなので。
ただし例外もある。佐渡とかは滅多に行けないからちょこちょこ停まるし、晩年のTDCなんかだと、逆に時間が余るくらいなのでちょくちょく停まる。ただし、基本は走る、ということに変わりない。 なので今回、立ち止まって写真を、というのは、基本的に絶景ポイントで、ということになる。たとえば、 ![]() アルプスあづみの公園にて。 こんなのとか、 ![]() 中綱湖を脇に見据えながら。 こんなのとか。走行中撮影に言及がなければ、間違いなくアクションカメラマン状態だったのだが。
という感じで進んでいき、第1エイドの穂高では銘菓あずさを頬張る。 ![]() 穂高エイド着。 今回、ワタクシめはあんちくしょう、renas先生はオーメストグランデという出で立ちなのだが、ここで突然renas先生が声を掛けられる。 まさかの共演である。軽く挨拶を済ませ、我々が先発する。しばらく追いつ追われつを繰り返しながら、第2エイドの大町へ。 ![]() もはやスタッフジャージじゃねぇの? ってぇくらいに運命の女神様が…… ここでは待望の手作り味噌が待っていたので、たっぷりつけて戴く。 ![]() これを待ってたんだ! もちろんこのねぎ味噌は、地元のおばちゃんお手製の逸品。北アルプス山麓のときも戴いたのだが、佐渡の俵むすびと刺し違えるか返り討ちにするか。
誰かがこのイベントを、くいだおれロングライドと言っていたような気がするが、だんだんそんな様相になってきた。あまりまったりしていると本当に根が張りそうなので、程々にして再出発。 大町の温泉街周辺のあたりは、過去に北アルプスで走ったこともあるルート。左手にちょくちょく現れる、穂高連峰の絶景。
![]() 穂高連峰とエルコスさん、その1 みたいな感じで、ちょくちょく写真撮影タイムを挟んでいく。 木崎湖エイドの手前、県道325を調子よく下っていくと、突然、参加者の集団が停車しだした。ここがエイドだったか?
振り向くと、そこにも絶景があった。 ![]() 穂高連峰とエルコスさん、その2 そんな、走ったり停まったりを繰り返し、大町木崎湖エイドに着いたのが9:20。ここでは漬物バイキングと、個人的に大ヒットのおざんざ。納豆が得意ではないrenas先生を尻目に、おざんざを大量摂取。 ![]() おざんざも嬉しい。濃いめの汁が身体に染みるぜ。
あと、ここにまさかの、レモンの砂糖漬けが! ![]() 最強のクエン酸摂取アイテム!
ちなみに、ここまでが120キロコースとの供用区間。160キロコースは仁科三湖の脇を通って白馬への往復が追加される。白馬までのこの国道区間はバイパス状になっていて交通量が多く、旧道区間を通ることになる。
![]() 二台並んで。ちなみに、renas先生も佐渡から、24Cというちょっと太めのタイヤを履いている。 余談だが、この旧道区間には白馬村手前にトンネルがある。そのトンネルというのが…… ![]() 佐野坂のトンネル。照明はないに等しい。
という塩梅。ちなみにこのトンネルは、帰りにも通る(笑)。 フォルトゥーナVSおねてぃVSアルペジオ![]() 昨年からのルート変更で、あちこちに絶景ポイントが。そのたんびに皆停まる。 白馬村に入り、まずやってくるのが白馬五竜までの登り区間。ここまでアウターで処理してきたが、どうにもならなくなったので初めてインナーに落とす。それくらい、コース全体で登りが少なかった。 んで、白馬五竜まで登れば、そこからは下り。この区間で数台をパスする。
ちなみに、白馬エイド手前では、ロングライダースのあきばっくす編集長をパス。そしてエイドに到着すると、そこには夥しい数のフォルトゥーナさん。
ちなみに、フォルトゥーナさんの次くらいに多かったのがアルペジオ、そしてご当地モノのおねてぃ系。 極端な痛ジャージよりかは、シルエットで主張するくらいのさりげなさが、これからの流行になりそうだ。
初めて見る痛ジャージが多かったが、もはやこの3つは派閥争いというか…… みたいな様相に。そしてrenas先生は、「プロデューサー系じゃなくて良かった」と、安堵のため息をついていた。 ![]() 白馬エイドは松川沿いに。ここで折り返す。豚汁が身体に沁みるぜ。 白馬をスタートして、来た道を戻る。すると、所々で集団が形成される。集団を組めば比較的楽に走れるのだが、
きれいごとを言うのであれば、集団に張り付いて楽するのはフェアではない、ということ。 現実的なことを言うのであれば、普段一人で走ってるので集団走行に慣れていないこと。 そして、本音はというと、
合図もなく急減速されると、追突したり吹っ飛んだりして危なっかしい。事実、renas先生はそれで一回、痛い目を見ている。 ![]() 速度差が合わない集団だと、よけいに苦労する(この列車は速度差が一致して快適だった)。 そういったこともあって、極力集団走行にならないようにペースを調整したり、必要に応じて集団をばらけさせるために、アタックを仕掛けたり。
そして、ことごとく成功する。「あれー、今日なんか調子いいぞー!」なんて思いながらカッ飛んでいたら、復路の簗場らへんで、 実は今回、諸般の事情によってボトルは一本しか差しておらず、しかも抜けるような青空という好天によって、あっという間に干上がってしまったのだ。
次のエイドは、国道からヒルクライムをした美麻にあり、とてもじゃないがそこまで持たない。ただ、ルートの途中には縁川がある。 ![]() 縁川エイド。公式じゃあないが利用率が高い。そして女神率も高い。
縁川に立ち寄り、水を分けてもらう。特に何も買わない質の悪い客で申し訳ない。今度来た時には蕎麦でも頼みます。 ![]() ピットイン……
ちなみに、ワタクシめは今回、佐渡に引き続いてあんちくしょうで参戦しているため、何かと声をかけられそうで怖かった、というのもある。水だけ詰めて再出発、ここでrenas先生に抜かれ、後を追いかける展開に。 稲尾からはふたたび120キロコースと合流する。県道393号線を美麻方面へ。
ずっと登り勾配だが、あらかじめオーバーペースにならないギアを選び、心臓と脚に負担を掛けない程度にクルクル回していけば、やがててっぺんに辿り着く。「個人的にはここ好きだ」と言った理由は、比較的登りやすい道であることと、県道31号との交点付近の景観にある。 ![]() 視界が一気に開けて。
一言で表すなら、田舎なのだ。広がる田畑にぽつんと建つ家、そして虫の声。どこからどうみても、田舎なのだ。 美麻のエイドはここにある。縁川で補給したはずの水は、もう底をついていた。時刻は昼過ぎで、ここから猛烈に暑くなる。果たして、持つかどうか。
![]() 追われてた。ガチなほうのメイドに。 余談だが、美麻エイドの近くに、麻の館という店がある。地物の蕎麦が楽しめる店とのことだが、立寄ればよかったとちょっと後悔。 ![]() 麻の館前。非参加者のご同業がちょうど立ち寄るところだった。 県道31号を大町方面へ。いよいよ待ちに待った下り基調の始まりで、やはり集団を散らすべく、適度にスパートを……
なんとなく嫌な予感はしていたが、遂にクリートが死んだ。しかも、スパートするべく後ろを振り返っただけで外れた。当然、引き足を使った瞬間にも外れる。
引き足は諦め、しょっちゅう外れるクリートを騙し騙しあしらいながら、大町の市街地へ。 ![]() 自腹エイドポイントが…… 山間部はまだ涼しさが感じられたが、麓まで下りると日差しがきつい。運動公園西交差点の角にサークルKを発見したが、考えていることは皆同じなのか、軒並み参加者が自腹エイド中。後続のrenas先生が、たまらず、 ということで、我々もピットイン。冷たいコーヒーでリフレッシュタイムと相成った。 ![]() 生き返るぜ…… この日の気温は30度に届くか届かないか、というような感じ。ボトルの水は気が付くと湯になってるほど。その湯すら瞬く間に干上がるという環境で、次のエイドは10キロ以上も先。さすがに死んじゃうんじゃないかと(笑)。 ![]() 何せ遮るものがないのだ。太陽を。 タイムアウトに関する考察ラストとなる安曇野エイドには14:20着。ここまで快調にすっ飛ばしてきたが、流石に脚が疲れてきた。 ![]() 冷たいりんごジュースがおいしかった。
コースレイアウトを見る限り、ここから少し登るっぽい。某漫画に出てくる登りというのはこのことか、だけど、この程度ならアウターで対応できる。のだが……
![]() 最後の田園地帯。登ってるっちゃあそうだが……? ここにきて、胸やけ、というか吐き気、というか、モヤモヤムカムカ状態に。脚はまだ動くので、騙し騙し走ることにする。このテのイベント全般で言えることだが、ゴール間際はたいていペースが落ちて、集団走行の機会が多くなる感じが。
終盤の田園地帯は、さらに一時停止を強いる交差点が連続して現れるので、ここでも体力ゲージを削られる。しかし、あと5、6キロも走ればゴールなので、ぶっ倒れない程度に頑張って走ることに。やがて、梓水苑の看板が見えてくると、残りの体力をスパートに使える算段が立つ。最後くらいは華々しくキメたい、という欲望は…… ![]() 一時停止を強いるゴールゲート。 何はともあれ、15:30ゴール。クローズ1時間半前に無事完走と相成った。……と、いうことは、
どうやらこれが、AACRにおけるタイムアウト者続出のカラクリみたいだ。 コース全体としては、佐渡ほどのエグい坂は数えるほどしかなく、自己ペースを維持さえすれば普通に走りきれる感じだった。なので、タイムアウトにならないための秘訣を一言で言い表すなら、 もしくは
![]() ちなみにパカパカ外れてたクリート。こりゃあかんやつだwww |