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ルート1(S→M) (powered by ルートラボ) おまいら試験に出るぞ大手電力会社に、電気を売る会社があるのを、ご存じだろうか。 簡単に言えば、電力会社だけでは造った電力が足りないってもんで、外から電力を買って、それを小売りしているのである(ちなみに、こういうのを「卸電気事業者」っていうのさ」) ![]() このロゴがJパワー んで、その卸電気事業者の中でも最王手なのが、電源開発、ことJパワー。自社で大量の火力発電所と水力発電所を保有しているのだが、特にJパワーが誇る3大ダムを と呼んでいるのである。 ![]() OTMの、M。 そのOTMに加え、静岡にある佐久間ダムを加えた4つのダムを巡るのが今回の目的である。ちなみに、このOTMは次の試験に出るからよく覚えておくように。 ![]() ちなみにこれはOTMではない。 セコンドがやってきた!
んで、金曜の夜から現地入りすべく出撃。そして東京西部の某所で、今回のセコンド、凸を拾う。凸がセコンドに就くなんて何年振りだろうかもはや覚えてもいないが、今回、運搬車を一目見たい、という理由で ![]() こんにちは、凸です。 その凸を拾ってから、交通量がパねえ東名を乗り継いで浜松まで。ここからR152を北上して、途中買い出しを済ませながら深夜2:30、佐久間駅前でスターライトホテル。睡眠時間がヤヴァイことになるが、まあ何とかなるだろう。 ![]() 一路、佐久間方面へ。 翌日、まだ寝たりない凸に喝を入れて、佐久間ダムへ。なんとトンネル内の展望台はすべて立ち入り禁止となっていたが、どうにかこうにか工夫してパチリ。 ![]() やや幻想的だったのが印象的。 ここからOTM巡りである。正しくはMTOだが(回る順番的に)。朝飯をパクつきながらルートを選定するのだが、どうやっても山越えルートしか見当たらない。M、こと御母衣ダムに11時着、という目標だけ掲げて、早速R473を西へ走るのだが、いきなり原田橋の工事区間に巻き込まれてギッタンバッタン。 ![]() 橋が工事中で、仮設道路を走らされる。
「ちょっとこれ跳ね過ぎじゃねえか!?」 そんな運搬車だが、乗用車ライクな乗り味と、じんわりと延びるような加速をするエンジンが相乗効果をもたらし、殊の外3ケタが楽しい。試しに、攻めの姿勢で運転をすることで定評のある凸に、運転してみるかと促したところ、 とのこと。カペラを手放して1年以上運転していないとのことだ。 ![]() そうこうしているうちに、岐阜県へ。 R473、R257、R418と乗り継いで、R418最恐区間入口付近で小休止。ここから県道68で北上し、R41への合流を目指す。寝不足気味が祟ってか、少々ボンヤリ気味の両名だが、まあまだ何とかなるだろう。 ![]() ここが噂の、超・酷道区間入口。 renas先生のときもそうだが、我々は高校の同期同士。車内の会話はというと、思い出話に花を咲かせ、というか ![]() 県道68へ。自転車さんがいた。 比較的、常識人を自称するポジションの凸だが、そのトーク力には久しぶり感が微塵も感じられない。変わらない良さがある反面、セコンドを自称しているのにいきなり爆睡こくところも変わっていない。そんなもんなので、工事中で道幅が狭い中野方峠も勢いでクリア。というか、よくこの悪路で寝てられるな、と。 ![]() 峠区間は荒れた隘路。 白川口まで降りたところで、時刻は目標の11時。これから先、下呂を通過し、高山から荘川を経て御母衣まで…… というか全然着かない。そこで金山からR256に乗り換え、郡上八幡から高速でワープすることにした。 雨が降ったり止んだりという、安定しない天気の中、買った時のままであるノーマルタイヤはしっかり仕事をしてくれた。 ハイエースのカスタムといえば、まずはホイール! とばかりに低扁平+インチアップとかしてるクルマが多いが、正直、低扁平タイヤなんて履いたら 一体、何を考えてのチョイスなのかと。そして、イロイロ資金繰りに余裕がないので、まだまだ使えるタイヤが ということで、ノーマルでも全然イける。という手応えを掴み、郡上八幡からワープ航法。一路、荘川インターを目指す。 ![]() ぎふ大和らへん通過中。 ところどころで4車線化工事をしていた東海北陸道。荘川から先は、R156を大きく迂回するルートとなるので、ここで降りる。飛騨清見まで行ってしまうと却って面倒なのだ。 ![]() 荘川インター。 ここからはさくら道沿いに御母衣湖畔を走っていけばよい。桜の季節はとうに過ぎ、すれ違うのは…… ![]() 8トントラック(推定)
「無理無理無理無理、ぶつかるって!」 主に大型車。すれ違い不可のトンネルは相変わらずだった―――― ![]() 御母衣ダム。 ルート2(M→T) (powered by ルートラボ) ハイエースという名のオモチャ御母衣のPR館でダムカードをもらい、これはネタになるな、と感じつつ、北上。次の目的地は、Tなのだが…… ![]() 次の目的地(周辺)。
「福島かよ!?」 そう、Tとはすなわち、田子倉。福島県でいうとほぼ最西端に位置する豪雪地帯である。ルートとしては、小出からR252ということになるが、県境である六十里越が通れるかわからない。最悪、通れなければ磐越道廻りという大回りを強いられる。 ![]() 白川郷を抜けて。 「もうやめねぇか?」みたいな表情をしながら、「突撃あるのみ!」とのたまう凸先生の指示通り、運搬車はR156を北上して荘川、そして砺波へ。この区間は飛騨合掌ラインという愛称が付されているが、五箇山方面から下り基調のこのルート、 ![]() こんな道。 R148、R252と肩を並べても遜色ないほどのスノーシェッド天国。しかも深い谷で、このときは天気も悪かった(のが幸いした)ため、ものすげーミステリアスなルートに。これなら無理に急坂こなさなくても(R304のコト)、全然こっちのほうが楽しいぞ。 ![]() 深い谷。 ……ただ、死んじゃう確率はこっちのほうが高いな。マジで。 砺波まで降りればすっかり都会の形相。北陸に来れば欠かせないのがきときと寿司。遅い昼飯を戴いて、今後のスケジュールを確認。とはいえ、運転するのはワタクシめだが。 ![]() 安定の鮭尽くし。 目指すは小出なのだが、このまま高速を乗り継いでいくよりも、柏崎で下車して国道を繋いでも同じくらいの時間で着けそうだと凸が提案。それならば、と、給油を済ませて高速にイン。 ![]() 富山インターから乗車。 余談だが、給油量52リットルに対して、支払ったのが6000円を切る金額。これには凸も驚いていて、
「あんだけ普通に走ってこんなに燃費良くてこの額……」 ということで、一家に一台、いかがですか? ![]() 柏崎インターで下車。 小出までの行程は、特に目玉もないので省略。相変わらず降ったり止んだりで天気は安定しない。こんなんならガラコ塗りこんどけばよかった、とか思いながら、晩飯の買い出しを済ませて、小出からR252へ。 ![]() 通行可! ……というのも、六十里越と呼ばれるこの区間は、11月中旬から6月中旬まで、冬季閉鎖になるのだ。
「てか、通れる機関のほうが短いj……」 このときはまさに6月中旬。通れるかどうかはバクチ次第。しかし、通れると分かれば、躊躇はナシだ。クルマの往来も少なくなった峠道を、テレテレと登っていく。 往来がなくなった、ということは、同時に「明かり」がなくなったことも意味していて、試しにヘッドライトを消してみたら、
「うわわわわバカやめろっ!?」 ……ってくらい真っ暗闇に。それでも六十里越のトンネルは照明があったのが救い。しかしそのあと、福島県側では急勾配+まっくら+霧のトリプルコンボでお出迎え。「こりゃ初心者の女子はトラウマるな」とは凸の弁。 なお、このあと我々は、旧田子倉駅手前にある広場で一泊を過ごす。ここにはかつて、田子倉無料休憩所というのがあり、周辺の山々への登山基地となるべく設置されていた。2015年6月現在、建物は現存していないが、あたらしく立て直すようで、工事車両が入っている。 ![]() 正しいハイエースの使い方(その1) あと、脇を只見線が走っており、(天文学的な)運があれば邂逅が楽しめる。沢を渡った向こう側に見えるトンネルが、六十里越トンネルであるが、長さが6キロ以上あるので、いくら過疎の只見線とはいえ、スタンドバイミーは本当に身の危険があるから冗談でもやらないように。 で、クルマを停めてしまえばあとはメシ食って寝るだけなのだが、 というか、これ、リアル車団地だな。ベッドキットが欲しくなったぞ。 ![]() 正しいハイエースの使い方(その2) ストーブでつまみを温めながら、すっかりご満悦のワタクシめ。程よく酔っ払ったところで本日の行程は終了。しばし睡眠(ガチ熟睡)に入る。 んで、明るくなると、若干だが肌寒い。昨日買い込んでおいたカップ麺と、だいぶ前に買って、結局食べずに寝かせておいた五目ピラフをあっためて朝飯に。うん、すげぇ楽しい。 ![]() ここをキャンプ地とする(by藤村忠寿) このあと、凸も起きて朝飯。ある程度平らげてから、田子倉ダムへ。 ![]() なお、田子倉駅は廃駅となりましたとさ。 明るくなって周囲が見渡せるようになると、何てことない山岳ルートである。ダム堤体を見渡せる位置まで来ると、只見町の遠景が拝めるようになる。そして、道路的に不自然な線形のカーブにさしかかるところに、田子倉ダムの入口が。 ![]() 只見、遠景。 田子倉のあたりには、かつてマタギ集落があったと聞く。つまり、ダム湖の下に沈んでいるのだが、R252の線形を見ていると、このダムへと続く道がかつての国道で、元国道は無理やり付け足したんじゃないか、なんて想像してしまう。それくらい、線形は不自然で、只見川から黙って走ってると、気が付いたら というオチがつきそうだ。 ![]() Tに来たぞ。 ルート3(T→O) (powered by ルートラボ) ばいんばいんと。田子倉を詣でたら、次はいよいよ真打、奥只見である。一応、地理的には田子倉から只見川沿いに歩いていけば奥只見、なのだが、当然ながらそんな道はない。結局、小出まで降りてシルバーラインで現地入りするしかない。 ![]() レアモノの只見線キハ40と(一日3往復しか走ってない)。 何年か振りにやってきたシルバーラインだが、こんなに足場悪かったっけ? てくらいによく跳ねる。 ![]() これは復路で撮影したものだが、かなり足場は悪い。
「いやマジで気持ちわるいんd……」 特に、トンネルが連続して現れる11号トンネルから先は、ダムまでの区間がほぼトンネル。足場悪いわ、水浸しだわと、本当に観光路線か、と呻かずにはいられない。 ![]() この不自然なS字は、双方から掘り進めたトンネルがピッタリ合わなかったため。
賢明な方ならご存知だが、このトンネルは今でこそ観光路線だが、その前身はダム建設のために穿ったものである。つまり、建設資材が積まれたダンプが一台通れるだけの大きさであれば、多少地面がデコボコでも良かったのだ。その結果、このルートは、一部のドライバーには緊張とトラウマを。一部のマニアには
……を、与えるに至ったのだ。 ![]() そして奥只見へ。 さて、数台のクルマを仏契にし、奥只見の町営駐車場に着く。ここからでもダムの堤体は拝めるが、せっかくなので電力館に足を運ぼう。 ![]() 堰堤まではスロープカー(100円)で。 奥只見のダムカードは、この電力館で配布している。これで生涯通算取得枚数2枚目となったが、こんだけ手に入れると(2枚だけだが)、。もっと欲しくなってしまうじゃないかコノヤロー! ![]() ちなみに電源の神様を祭った社なんかもある。
あと、 ![]() 井上センセは筋金入りのダムマニアです。 こうして、無事にSとOTMを詣でたところで本日は終了。再びシルバーラインをばいんばいん跳ねまくって下界に降り、エルコスさんに細工を施すべく、お馴染みタキザワ詣でて東京帰還と相成った次第。 ![]() 結局、2タンク分走った。 |