さて、私事ではございますが、ワックスは一貫してホルメンコールを使っている。いつもお世話になってるフソウスポーツのオススメ、ということもあるが、まあ個人的には妹からもらった媚薬がコトの外よく効いたので、そういうキッカケからずっとホルメンコールだ。ぶっちゃけた話、キッカケが何かの問題なワケで、タイミングの問題でTOKOだったりSWIXだったりガリウムだったり、はたまたマツモトワックスだったりと、どこのユーザーになるかは運次第、ということな訳ですよ。 これが媚薬。スプレー缶(ファンワックス)に取って代わられ、今はもう売ってない。 さて、私事ではございますが、ワックスってのは何で必要か、という問題に直面するのですが、一般的によく言われているのは滑走性を上げるためというものですが、個人的な意見を言うのであれば、それは これに尽きる。どーせワックス塗ったところで短縮できるタイムはタカが知れている(……って明記してるHPもあるくらい)ので。つまり、速さの追求というよりかは操作性を向上させるために必要なもんだという認識。これが個人の見解。 愛用のホルメン。左のが「いちごミルク」、右のが「チーズ」。 さて、私事ではございますが、このテの問題というのはそれぞれのスキーヤーがそれぞれの見解を持ってて(しかも、コアなスキーヤーほどその見解はマニアなものになってる)、しかもそれがあんまし一致しない。つまり、それぞれに一家言持ってるっていう大変な状態になっちゃってるワケである。例えば、ホットワックスの仕込み方をどのように習うかというところから始まるわけで、ワクシングペーパーを使うか否かに始まり、仕込んだ後どれだけ寝かすかなど、人によって基準がマチマチ。かくいうワタクシめも、その方法はTOKOの動画で研究したが、人によってはバカ高い参考書を買ってホンキで勉強してる人もいるワケで。 ちなみにペーパーはマツモトワックスのが一番相性が良い。 さて、私事ではございますが、正直なところこのテの問題において、命題なんてなくていいんじゃないか、というオチで終わっちゃっていいんじゃないかというのが真相。ぶっちゃけた話、ワックス入れて何らかの効果があれば、スプレー缶でも問題ないんじゃないかと。……じゃあ、ワタクシめの一家言は何かというと、 これに尽きる。適当にワックス入れて、しっかり磨き込んで艶が出た板であれば、ヘタにワックス塗ったままの板よりもよく滑る。これが一家言。 ちゃんと磨けりゃこれで充分だと思う。賞味期限短いけど。 さて、私事ではございますが、何にしても、滑り手がハッピーになれれば全てがOKなんじゃないかと。んで、コアな滑り屋ほど自分の一家言を流布しようと布教活動し、その流派を広げようと躍起になるものだったりするワケですが、たいてい広げようとした相手もまた、一家言を持ってることが多いわけで。……でも、滑走面はしっかり磨いてみなよぉ。 奥のが塗りっぱなし。手前のが雑巾で磨いた滑走面。 |