番外2.はじめてのスキー場講座




  はじめてのC参考書はじめてのチュウあんしんパパ。そんなこたぁどうでもいい訳で、これ見てる人の中には、スキーなんてしたことなんかねえよ、という人も数多くいることでしょう(つーか、Y-maruがそれだった)。で、一体スキー場というのはどういう所なのか、ということを考えることになる訳です。
入場料は?
準備するものは?
何か特別な資格は?

  などなど。まあどうせ初心者なんだし、同じ境遇の人たち(……っているのか?)のために、一応公開をしておくことにするのです。まる。



@まずはスキー場へ行ってみる。

  別段どこがいいか、というのは特になく、どこへ行ってもだいたい初心者から上級者まで滑れるコースがあります。Y-maruの場合、宿代どころか高速代もケチるので、山梨とか静岡とかが近くて良いかと。車中泊しても死ぬ心配ないし。



A早速入場。

  だいたいのところは、駐車場は無料であることが多い。お金を取るところもあるが、概ね1日いくら、という勘定である。ちなみに富士天神山は土休日のみ1日1000円。カムイみさかは無料である。これはスキー場の設備とかにも依存するので、お金が掛かるかどうかは施設の雰囲気を見てみるのもひとつの手かもしれない。



Bスキー場の構造図


  おおむねこんな感じ。だいたい駐車場とレストハウスは繋がっています。例外はレストハウスがない場合で、そういうところは駐車場の隣がゲレンデ、ということもあります。



Cゲレンデ入場料

  ありません(笑)。基本的にゲレンデは入場無料、レストハウスも入場無料。つまりこのことから判るとおり、スキー場でお金のかかる要因はリフトとメシとレンタルの3つくらいなのです。そんな訳なので、「ちょっと下見〜」も当然OK。スキー場にランチ食いに来た、というのも全然OKなんです。



Dレンタルと手荷物の処遇

  昔サッカーのリトバルスキーが『手ぶらでスキー』とかやってるCMがあるように、今日び本気で手ぶらで行ってもスキーは出来ます。板やウェアがレンタルできるからです。ちなみにレンタルする際は免許証などの身分証明ができるものを持参しましょう。だいたいスキー板、ブーツ、ストックの3点セットで3〜4000円くらいから。ウェアは2〜3000円、グローブやゴーグルは1000円くらいで借りることが出来ます。ちなみに、場所にもよりますが身長170cm、体重110kg、服のサイズ4LのY-maru(うわっ暴露だよ……)でも着られるウェアはあります。普通の体型の人は、これっぽっちも心配する要素はないでしょう。レンタルした際に伝票をもらいますが、なくすと少々厄介なのでなくさないように。
  着替え終わったあとに残る手荷物は、だいたいコインロッカーが常備してあるのでそちらへ預けましょう。持っていって、コケて吹っ飛んで、なくしました〜  の可能性があるからです。



Eリフト券

  さすがにスキーは重力の力を借りなければいけないので、高いところへ登るためにリフトを使います。そのリフトに乗るための乗車券を買わなければいけません。その乗車券がリフト券です。
  だいたい2〜4人乗りのリフト(例外として雲谷スキー場にある、ロープに捕まって上ってくタイプもある)で、1回登るのにだいたい300円くらいです。券は専用の売り場で購入しますが、いちいち買ってるとマンドクサなので、回数券(10〜11回綴りがほとんど)を利用するのがよいかと存じます。閣下。
  しかぁし、超初心者のY-maruでさえ、4時間で30本(リフト一回乗ると1本)滑るので、回数券ではお金がいくらあっても足りません。そこで登場するのが1日券や午前券、午後券などです。これは、指定された時間内ならば、何回リフトに乗ってもOK、という券です。トータルで見れば回数券よりオトクな訳です(WEBでの割引摘要があるのもだいたい1日券)。とりあえず黙ってこちらを買っておきましょう。



Fスクール

  冗談抜きに自信がない人は、スクールに入るというテもあります。ちなみにこのスクール、初心者専門という考えは大きな間違いです。依頼者のレベルに応じた講義をしてくれるので、初心者が何とか滑れる程度に……  から、果ては上級者がプロフェッショナルになる……  というのもあります。ちなみにお高くつきそうなこのスクール、だいたい半日(2〜3時間単位)で3000円から。お高くつくのはプライベートの場合(12000円/2時間  カムイみさか調べ)。心配ならスクールに入るのがいいでしょう。



G昼飯とか

  レストハウスで食事できます。また、ゲレンデによっては売店があるところもあり、カレーややきそばが賞味できます。ビールも買って飲めますが、泥酔するとスキー中にエライことになるので、程々に。
  ちなみに、リフト券を入れておくチケットホルダの殆どに、小物入れがついています。必要最低限のお金はその中へ、あとは財布に入れてロッカーにでも預けておきましょう
  ちなみにY-maruは、免許証と5〜6000円くらい入れておきます。ブーツとウェアは持参なので、板レンタルとメシ代で5000円あれば十分でしょう(チケット代は含まれません)。



Hおしまい

  レンタルしたものは返します。迷惑が掛からない程度にぶんぶんして雪を落とし、レンタルコーナーに返します(このときレンタル時の伝票が必要になりますよ〜)。あとはそのまま帰るなり、メシ食うなりしましょう(結局は帰るかホテルの部屋に戻るんだけど)。ちなみにお土産屋さんもあるので、職場用のお土産を買っておくと、友情にヒビが入らなくていいです(笑)。
  また、ゴーグルやチケットホルダも売ってるので、チケットホルダくらいは自分用を用意しておくといいでしょう。



I服装とか

  スキーウェアというのは、だいたいツナギになってるのが定番。しかし高いし、レンタルでは何かとイヤンな事が多い。ちなみにY-maruの場合、着れるのがないので却下。実はスキーをするときの服装というのは、社会的にも法律的にも決まっていない、ということ。実際のところ、普段着でスキーやっても可である(コケたら悲惨だけど)
  ちなみに、Y-maruはバイク乗りでもあるので、一回目(非公式)のときは上がelfのライダージャケット(防水機能有)、下が安物カッパといういでたち。二回目(これも非公式)のときは上がコロンビアのカッパ、下が安物カッパ。さすがに三回目(これが上記の1.にあたる)の時はウェアを購入。ただし、下がスノーボード用パンツ(カーゴパンツぽいごく普通の長ズボン)、上がelfのライダージャケット。あとはマフラーかネックウォーマーがあると完璧です。このように、バイクの装備でも十分スキー可能だったりします。
  ちなみに、晴れたスキー場では雪面での紫外線作用により雪盲になったりします。ゴーグルかサングラスを着用することを勧めます。Y-maruは車載のサングラス(4年前のレイバン)で滑ってます。
  グローブはきちんとスキー用のを使いましょう。ドンキホーテで買えるやつで十分です。これには手の保護の他に、防寒、防水の効果を期待しています。なので軍手とかでは滑ってはいけません(いないとは思うけど)。



J防寒のウラ話

  Y-maruの妹はスパッツを着用して防寒対策してますが、Y-maruはスパッツ代わりに丈の長いボクサータイプの水着(競泳用らしい)を着用します。これがオニのように効果があり、腰から膝の寒さから解放されます。女性の人ならばワンピースの水着を着用すれば、腰と腹の寒さが解放されるでしょう。様々な意味で敬遠しがちな、学校指定用のスクール水着(もち女子用)であれば、そこそこの密着性と保温性があり、寒さはかなり改善されるようです。
  無論女性用水着を男性が着ても、効果は期待できますが翌日からの印象が180°変わるでしょう(ヘンタイさんだ〜)。ところがどっこいウソのような本当の話、バイク乗りの一部の人(勿論男性)も、防寒対策でスクール水着を着ているとか。侮れませんよコイツは。
  あと、靴下は丈の長いものが望ましいです(スキー用靴下は軒並み長丈)。これもまたウソのような本当の話で、ルーズソックスとソックタッチがあれば代用が可です。妹か姉がいれば、ぜひ借りてやってみましょう。







TITLE:番外2.はじめてのスキー場講座
UPDATE:2007/03/09
URL:http://www.y-maru.com/ski_battle100/ski502.html/