奥中山、という単語を聞いてピンと来た人は、スキーヤーではなくてっちゃんだ。 ……というのも、東北本線(現IGRいわて銀河鉄道)のなかで最も標高の高い駅が奥中山だからだ。そして、ここにはほとんど地元民しか来ないスキー場があるらしい。 | |
何せ、リフト券売場脇で、ご覧の通りの物産即売会が行われるくらいなのだ。もうこれだけでゾクゾクワクワクなもんですよ。 | |
第五リフトで山頂を目指す。ちなみにここには高速リフトなんてのはなく、全てペア。だがそれがいい。何せ、ほとんど渋滞しないから。よく観察すると、たまにプーさん乗ってるし。 | |
奥中山頂上。ここからこなゆき方面に降りる。最大28度、滑り初めが最大斜度になる。度胸一発、ビビらずに攻めてみな? | |
こなゆき上部。攻めればゴキゲン、慣れれば中回りで速攻奇襲可能。この手の斜面は、とにかく気合で攻めることがうまくいく秘訣。斜度にビビってしまうとぎこちなくなってしまう感じがする。己のテクを信じてGOだ! | |
ちなみにもう一方のやまばとコースは非圧雪。でも、湯沢系とは違って、扱いやすい雪質だ。コツは、テールを浮かせてターンすることか。なぜ東北はこんなに軽いんだ!? | |
一服挟んで、午後イチの一本目ははやぶさコース。MAX28度らしいが、瞬間的にもっと斜度があると思う。ここはテールコントロールで制御しつつ…… | |
はやぶさ下部は片面が圧雪、片面が非圧雪。しかし雪質がいいので、状況に拠っては非整地の大回りでクリア可能。これが意外と心地いい。 | |
そしてご覧の景色。なんでこんないいスキー場が近くにないんだ! うらやましいぞ岩手県民! (しかも一日券3000円だし……) | |
奥中山高原のデータ公式URL:http://www.town.ichinohe.iwate.jp/ski/リフト代:リフト一日券3000円、5時間券2100円。 駐車場:終日無料 スキーのレンタル:スキーセット一日3000円。スキー単品2000円。 備考:先述の通り奥中山自体が鉄分たっぷり。駅からバスで10分、一日5便。 ニューヨーク:2軒あるが、ゲレンデ直結は煌星の湯、ナトリウム-炭酸水素塩泉で600円。 新規来訪数:77ゲレンデ/100 |