108.安比高原スキー場



遠征してみちゃった。とりあえず黄色いホテルが印象的な安比。これで最北端のスキー場が蔵王からこちらに移ったわけだが。
セントラル第一クワッドのオープンが8:30頃。まずはここを起点に白樺ゲレンデで足慣らしをする。ここは天気の良い休日などにはクローズまでしてコース圧雪しちゃうくらいのサービスの良さ。そしてここが一番渋滞する。コース幅広いからいいんだけど。
安比ゴンドラで一気に最上部へと上がる。安比は連絡リフトが充実しているとは言い難いので、エリア間移動にはゴンドラを多用することになると思っておいたほうがいい。また、籠の板入れはノーマルスキーの幅対応っぽいので、最悪籠に板を持ち込むことも考えておくこと。
最上部からヤマバトコース経由で到達する西森ゲレンデは、晴れた時は是非とも滑っておきたい。圧雪されたイヌワシコースもいいが、難易度的に比較的安心して滑れるヤマガラコースも美味しい。晴れていると景色も最高だ。到達までが大変なので安比の穴場コースだろうか。
そこからさらに下ると、自販機とトイレ、無料休憩所がある西森ハウスがある。疲れたらここで一服するといい。ここから西森へ戻るには、第三C→カッコウ経由Tバー→オオタカ経由第四と乗り継ぐ。
全日本マイナー索道研究会の皆さんが泣いて喜ぶTバーなんてのが標準で動いてたりするのは東北流なのかもしれない。こんな具合なので初心者は絶対に乗らないこと。最悪、惹かれた上に後続に撥ねられるぞ。
安比の三月はまだまだ春の雪とは程遠いフカフカ雪。黄色を中心に仕込んだ板は、案の定半日で威力を失い滑らなくなる。引っかかってコケない程度には滑るので、マシっちゃあマシなんだけど。そしてこのあと天気は一気に崩れ始める。
天候回復を祈って、メシはホテルのアルベルグへ。1575円でカレーとパスタが食べ放題だ。ただ、食いすぎると午後がかなりしんどくなるので、程々にしておくこと。
午後はザイラーとセカンドを攻めるつもりだったが、天気はこんな具合で前すら見えず。とりあえずザイラーを滑るものの、どの辺りを滑ってるのか皆目検討つかずな状況。おまけに降雪によりザイラーロングは全域でボコボコ雪となり、滑りにくいっちゃあありゃしない。
午後はこんな感じで完全にホワイトアウト。しかも顔に当たる雪が痛いので、ゴーグル+五郎さんキャップの完全武装で滑ることに。あらゆる雪質でもイケイケで滑るのが普通にできるようになったので、こちとら気にはならないが、初心者にはチトしんどい雪質であった。
人気がほとんどないザイラーとセカンド。主となるセントラルゲレンデに戻るためには、このザイラーゴンドラのお世話にならざるを得ない訳で。
かろうじて一瞬晴れたので、ザイラーロング上部から撮った斜面。これが晴れてればもっと良かったのに、と悔やんでも悔やみきれない午後3時半。下山コースを取る。
ザイラーからセントラル側への連絡ルートは多い。ただ、巨乳の巫女さんでもいるのかー?  とか思ったけど、あるのは不整地と新雪だけだったりするのは言わずもがな。

安比高原のデータ

公式URL:http://www.appi.co.jp/h_winter_appi/
リフト代:5200/4900円(8時間券/5時間券)、3/29からは春スキー料金3500/3200円(一日券/5時間券)
駐車場:終日無料。ザイラー側は2010年シーズン駐車場営業休止
割引:特になし
スキーのレンタル:サロモン&アトミックコラボステーション。最新モデルをレンタル可。3点セット5000円、板のみ3500円(いずれも8時間レンタル)
備考:最寄のインターは松尾八幡平。盛岡市街からはおよそ35キロほど。
ニューヨーク:安比周辺の温泉一覧。外来湯は概ね500円前後と考えておくと良いか。ホテル併設のパティオでもいいがこちらは840円。






TITLE:108.安比高原スキー場
UPDATE:2010/03/28
URL:http://www.y-maru.com/ski_battle100/ski108.html/