88.沼尻スキー場



昨日のは何だったんだ!?  という天候になってしまった。知る人ぞ知る老舗の穴場、沼尻である。コースの選択肢が多い一本松側からアクセスする。
程々なサイズの中斜面が申し分なく広がり、練習にはもってこいだ。エッジを効かせた攻撃的な滑りと、テールを振り出す友好的(?)な滑りを交互に試してみる。滑りの使い分けができるかどうかのチェックである。
ちなみに、不自然なところに隠し通路的に延びてる第七リフトに乗ると、一枚壁の男坂ゲレンデに出られる。直下のコースは連絡路だが、勾配が緩いので初心者向けスクールにもってこいのようだ。
で、これが男坂。確かに男らしい豪快なバーンだ。よく見るとまだまだ未開拓のゾーンが……
で、処女食いしてしまった(しかも2発)。重くない雪のため、スルリスルリと潜り込んでいく滑走感はたまらない。ただし、下部はほぼつるぺったんなので、途中で停まると結構泣ける。
沼尻名物のやきとりは、一本100円。一本松ベースにある出店はタレオンリーだが、男坂の白樺さんでは塩焼きもある。これがなかなかおいしい。軽く腹をこなすには最適だ。ビールが欲しい
思わず一日券を買ってしまったので、モトを取るべくトップへと登りつめる。最大30°、平均28°のこのコースを、20本も滑ればモトはとれるだろうか。
上部はこんな感じ。軽く不整地になってたので、面白がってバシバシ滑る。コブに合わせて滑るのと、コブを飛び越えて滑るのと、こちらも滑り比べながら、気合を入れて11本。一往復に要する時間はおよそ8分くらい。なかなかのハイペースだ。
お腹が空いたので一服しに男坂へ。ご覧の通り木々の間を縫うコースを通る。車道を潰しただけの全然易しくない林間コースは、こういったところを見習っていただきたいものである。
ところが、スキー合宿の学生が多く、食堂がとんでもないことになってなので、民間経営してる白樺さんで昼ごはんを食べる。豚汁定食650円+みそおでん400円。この650円は価値がある
14:40、20本目の滑走を終える。コブ加減はなかなかなものになっていた。最後は合宿の中学生組と混戦になったが、かわして、停まって、よける練習にはなったかと。

沼尻のデータ

公式URL:http://www.bonari.co.jp/
リフト代:一日券4000/3500円(休日/平日)、四時間券3000円
駐車場:終日無料
割引:一日券+1000円利用券。他の媒体で割引券が見当たらなかったので、これは貴重。
スキーのレンタル:スキーセット一日3500円、ウェア付フルセット5500円。他にも民間のレンタル屋がある。
スノースクート規制:全面滑走不可。
備考:特になし。
ニューヨーク:沼尻高原ロッジ、500円。男坂ゲレンデ下部、第一レストハウス隣。日帰りのほか、宿泊も可能。目の前はゲレンデ。





TITLE:88.沼尻スキー場
UPDATE:2009/01/12
URL:http://www.y-maru.com/ski088.html/