69.ハンターマウンテン塩原スキー場

	栃木３部作完結編。駐車料金1000円が惜しくて遠ざかっていたハンタマに足を踏み入れた。お隣のエーデルワイスと比べて、縦に長いゲレンデであり、ゴンドラがかかっている。センターハウスからの様子から判るとおり、ボーダーが多い。あと、雪質は人工の粉雪。滑り難さがない優しい雪だ。
	最上部ウォール・ストリートよりセンターハウス方面。いきなりこの斜度が大変美味。第三ペアを使って繰り返し滑れるが、午後にはコブになる。練習にはもってこいのコースである。斜度的には、ハンタマで最もきつい部類に入る25度。
	その後、ゴンドラの右側にあるＦＤＲへと移動。最上部はコブ山になるそうだが、本日は平穏そのもの。なお、ここからパーク・アベニュー経由で第５ペアリフトへと乗り継ぐことで、およそ1000ｍのダウンヒルが楽しめる。滑り始めと、中間のリフト下が最も急だが、幅が広いので滑りやすい。
	ハンタマで最も難しいらしいニュー・マディソン。ここも午後には荒れ始めるが、辛さはなく、むしろ楽しい斜面である。午後になるとコブ山になるか、あるいはカリートになるかのどちらかが待っている。一度降りると戻ってくるのが大変なコースのため、比較的人の入りが少なかったりする。
	パーク・アベニュー開始地点。ここから下部までの間に、一箇所急な部分がある程度。中級者でもこなせるだろう。実はハンタマの斜面構成は、標高と難易度が比例の関係にあるといえる。言い方を変えれば、初心者が頂上から降りるのはなかなか大変だったりする。
	ボーダーには、ブロードウェイ脇にあるハーフパイプなんかが良いだろう。ちなみに、パークはこの周辺に集まっている。事実、ボーダーの需要はこのあたりにあり、若い人を中心に盛り上がっていた。
	そして、おでん缶も売っている。車中泊にはありがたいアイテムだ。
69.ハンターマウンテン塩原のデータ 公式URL：http://www.hunter.co.jp/ リフト代：９時間券4700円。５時間券4200。ICチップのため購入時保証金1000円。 駐車場：平日無料。土休日1000円 割引：アンケートに解答するとチケットが入手できる。９時間券500円引 スキーのレンタル：レンタル９パック（９時間券＋スキーセット）一日7700円。鬼怒川、塩原に民間で2000円前後より。 スノースクート規制：全面滑走不可。 備考：日塩もみじライン経由。軽自動車400円。他に普通車500円の通行券をチケット売場で販売。 ニューヨーク：奥塩原高原ホテル。例によってまたここ。日帰りは800円に値上がりしている。宿泊者特約でハンタマ９時間券が3900円になる。