54.谷川岳天神平スキー場

	群馬地区最北部にして、天然雪の宝庫、谷川岳。ご覧の通り、晴れていると絶景が堪能できるスキー場で、ガツガツ滑るよりも景色を愉しみながらのんびり滑るのが気持ちいい。ここはそういうスキー場らしい。ちなみにゲレンデまではロープウェイで約10分。
	今日は高倉山に照準を合わせ、ガシガシ滑る。滑りやすい雪質の上にコース幅も広く、板にガシガシ力を加えると、面白いように曲がってくれる。大回りから小回りまで、自在に滑って感触を確かめる。手応え的には結構満足いくレベルかな、と。
	で、コブの練習も兼ねて天神峠上級へ。リフト乗り場から一気に滑り落ちる最大斜度34度、板をずらそうと頑張ってみるんだけど、どうしてもエッジを立ててしまう。挙句、小回りしたいのに中回りになるという悪循環。うーん、どうもうまくいかない。ちなみにここは非圧雪のフカフカゾーン、こけたら悲惨な結果になる。
	天神平の名物である田尻沢。本日は11時頃にようやくオープンしたが、オープンと同時にボーダーが多数流れ込むことに。で、このコース、下山コース（ロープウェイの直下を滑るコース）なのだが、とにかくコース幅が狭く、所々で急斜面もあるという難関コース。個人的にはこういうところは滑りにくくて仕方ない。
	挙句に、斜度が緩くなったかと思ったら今度はカリカリート！  である。これが延々と２〜３キロほど続く。ある意味、いや、正しく苦行以外の何者でもない。
	……で、田尻沢の終点がここ。ここからロープウェイ乗り場までは、板を片手にえっちらおっちら三分ほど歩く。これがこれで結構七面倒臭くて。
	ちなみにそんな状態でも人気の田尻沢。一日券でロープウェイの上りは乗り放題となる。下りは一回のみ有効なので、万が一駐車場に忘れ物をした場合、結構面倒臭いことになる。しかも、田尻沢は年中オープンしている訳じゃないので、最悪は往復の乗車券を別途購入、ってことも。
	今回は、別件での出撃があったので、力尽きる前にとっとと撤収することに。ちなみに今回得られたことを羅列すると…… �@滑走中の目線（できるだけ遠く）。 �A足を揃える（何となくOKかな？）。 �B大回りのタイミングがまあまあ。 �C板がバタつかなくなった。 ……という感じかな？
谷川岳天神平のデータ 公式URL：http://www.tanigawadake-rw.com/ リフト代：一日券4500円、午前／午後券3500円（〜12時／12時〜）。 駐車場：終日無料 割引：なし。 スキーのレンタル：スキーセット一日3000円。土合まで降りると民間レンタルがある筈。 スノースクート規制：未調査。ただし全面滑走可との情報有。 備考：特になし。 ニューヨーク：湯テルメ・谷川、入浴550円。アルカリ単純泉の湯。露天が大きいが内湯との標高差が少しある。